1. 2024/06/17(月) 22:45:22
維新はいま、2025年の大阪・関西万博の成功を最大の目標に掲げる中、日本維新の会のトップを務める馬場代表から出た「都構想」発言には一様に困惑しているような状況です。
馬場代表がこのタイミングで言い出した背景には、ある「焦り」が感じられます。
4月の衆院補選では東京と長崎に候補者を出しましたが、いずれも同じ野党の立憲民主党の候補に敗北しました。
出典:image.gallery.play.jp
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■万博閉幕後からの“空白の1年半”「都構想」に頼らざるを得ない現実
ただ、吉村氏は馬場代表が「都構想」発言をした翌10日、「まずは万博に注力する」と話す一方で、「その後は何が起こるかわかりません」と、含みをもたす発言をしました。
ポイントになるのは“空白の1年半”です。万博が2025年10月に閉幕してから、大阪府知事の任期が終了する2027年4月までの間、『万博に代わる目玉が欲しい』という声があがる可能性もあります。
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今後、維新が存在価値を示すには「都構想」「万博」以外のもので見出せるかにかかっています。
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日本維新の会の馬場代表が、9日のネット番組で「大阪都構想」の3度目の挑戦に意欲を示したことに波紋が広がっています。過去、2度に渡って否決された看板政策に対し、維新内でも賛否の声が入り乱れています。4月の衆院補選での惨敗と維新支持率の低下による“焦り”を背景に、「馬場代表・国会議員団」と「吉村氏・大阪維新」の間で深まる“ミゾ”が顕在化しています。 ■万博控え本音は「いま言わんといて」 背景に維新支持率低下の“焦り” 維新の関係者を取材すると、こんな声が多く聞かれました。 「いま言わんといて」