1. 2024/04/29(月) 21:13:01
2022年1月に発覚した熊本産アサリの大規模な産地偽装。警察はこれまでに偽装に関与した18人を摘発。
「中国産」と正しく表示されたアサリが店頭に並び始め、温暖化などを背景に激減している国産アサリの希少価値が見直されるきっかけになりました。
(愛知のアサリ漁師 細田光則さん)
「昔みたいに大量に食べたり安価で買える商品じゃなくなりつつある。今まで安かった商品が高くなるっていうのは、なかなか手が出しにくいとは思いますね」
出典:newsdig.ismcdn.jp
(ワイン&イタリアン ロルト 森俊志さん)
「他の産地のものとは比べものにならないくらいおいしいなと思います」
「渥美半島のアサリのスパゲティです」
一皿2800円からと決して安くはありませんが、リピーターも多い人気メニューだといいます。
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一方、中国産アサリを扱う業者は苦しい状況が続いています。福岡県柳川市でアサリなど海産物を販売している待鳥恭右さん(37)は2年前、アサリの産地偽装をなくす協議会の一員として大規模な熊本産アサリの偽装の実態を告発しました。
「熊本産アサリの産地偽装を次の世代に続けさせるのか。それをさせたくないから」
他の業者に先駆けて、「中国産」と正しく表示したアサリを販売し始めましたが、今は…
売れ行きはかつて”熊本産“を扱っていた時の「30分の1」ほどに。待鳥さんのような状況は全国で相次いでいて、中国からのアサリの輸入量は激減しています。
出典:newsdig.ismcdn.jp
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2022年1月、CBCテレビの調査報道で、中国から輸入したアサリのほとんどが「熊本産」に偽装されていた実態が明らかになりました。偽装がなくなりアサリを取り巻く状況は大きく変化しています。現状を取材しました。…