1. 2024/04/10(水) 11:56:15
保育士20年目という投稿者は「子どもと関わることが好きで憧れて就いた職業だが、待遇の不満から離職を常に考えている」と打ち明けた。「人員不足の中で疲弊し、保育士自身が納得できる保育を満足にできているとは言い難い。政府や行政には、保育士の処遇改善を含めて子育て支援政策を考えてほしい」と続けた。「30代で手取り16万円程度、長く勤めても18万~19万円。仕事量も半端じゃない」と切り出した40代の保育士は、「不適切保育ばかりがニュースになり、社会的地位は下がる一方。私たちの仕事が価値のあるものと評価され、給料の改善と配置基準のさらなる見直しにつながれば」と訴えた。
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保育士のなり手不足や当事者の切実な声を伝えた「福井県内の保育士不足深刻」の記事を4月6日付の福井新聞に掲載したところ、本紙の調査報道「ふくい特報班」(通称・ふく特)に反響が寄せられている。賃金が上がらない半面、勤務時間や仕事量が増えている実情を訴える声が相次ぎ、「保育士を助けて」とのSOSが寄せられた。