1. 2024/04/01(月) 11:44:09
先日もX上でのあるやりとりを見たユーザーが「マジか、『琴線に触れる』を『逆鱗に触れる』の意味で使う人がいるのか...」とショックを受けたことを投稿し、話題を集めました。小学館のデジタル大辞泉によると、「琴線に触れる」は「良いものや、素晴らしいものに触れて感銘を受けること」とありますが、上記のやりとりでは「怒りを買ってしまう」という真逆の意味で用いられる「逆鱗に触れる」と、混同して使っていたようです。
こちらのやりとりを見た前述のユーザーは「どんなに丁寧に言葉を選んでも、そんなんやられたら誤読を回避するなんて不可能じゃんか」とコメント。他のユーザーからも「曲解する、読めない、読まないの三拍子がSNS誤読コミュニケーションの基本」と皮肉る声が寄せられていました。
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X(Twitter)では「日本語の誤用」にまつわる話題がたくさんあります。テキスト主体のSNSであるXは、世代や地域を問わずさまざまな人たちと交流できる便利なツールですが、一方で言葉の誤用によるミスコミュニケーションも少なくないようです。