1. 2024/03/16(土) 18:19:12
昨年の春、大学進学のために上京し、1人暮らしをする長男とのラインとのやり取りを投稿する、48歳・サラリーマンだという男性。健康を気遣う親からの問いかけに、
――何とかやってるよ
――とりあえず、常に腹減ってる
――家に米なし。早くバイト代、入らないかな
そんな返信があったといいます。それに対して
――「たすけて、生活が苦しい」のサインだな、これ
――すまん、父さんも「たすけて」と言いたい
――これ以上、「仕送り」を増やすことなど出来んのだよ
――情けない父親ですまん、強いオトコになってくれ
と、心境を綴っています。
男性は平均以上の仕送りをしているので、少ないということはないようです。ただ前述の平均的な仕送り額は全国平均。家賃の高い東京の場合、月8万円程度の仕送りでは生活が苦しいのかもしれません。
そんな子どもの教育費、「負担に感じる」と回答したのは、全体の67.4%。大学等に通わせる親に限ると78.2%に跳ね上がります。相当な無理をし、不安を覚えながら子を大学に通わせている……そんな親の姿が目に浮かんできます。
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遠く、東京の大学に通う長男とのラインのやり取り。そこには親に助けを求めるサインが隠されていました。しかし何も出来ないと、肩を落とす父親。八方塞がりの大学生の親の実態をみていきましょう。