1. 2024/02/27(火) 10:04:48
「現実は、何をしてもクビにならないのが公務員。痴漢で2回の逮捕歴がある職員、盗撮で捕まった職員、部下にわいせつ画像を見せるセクハラ上司もいるが、一人もクビになってません。そんな元犯罪者の職員が、私の部署に異動してきたんです。ただでさえ忙しいのに、経験がある中年というだけで厄介者を押しつけられたようなもの……。何をしても解雇されないことを知っているから、はなから仕事をする気なんてない。
それに、子育て世代は残業が少ない部署に配属される一方、子育てが一段落した中年世代は長時間の残業を求められる部署に行かされる。労使協定では月45時間が上限ですが、これはあくまでも原則。実際、私は毎月60時間ほどは残業させられている。毎日胃が痛いし、残業は増えるし、体を壊さないか本当に心配です」
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中年が苦境に追い込まれているのは、民間企業に限った話ではない。東京近郊の市役所で中間管理職の主査を務める原口一晃さん(仮名・45歳)は、若手が異常なほど定着しない職場を自嘲気味に話す。 「もともと役所では、一時期に集中する納税の業務や給付金の交付など、マンパワーに頼る仕事が多い。だから、毎年のように新人を大量採用しているのですが、若手はクレーム対応や窓口業務を嫌ってすぐ辞めてしまう。業務経験が1年を超えただけで一人前と見なされる“2年目以降職員”という冗談のような呼び名があるほど(苦笑)。我々中年職員は自分の業務に加えて、新人の教育と尻拭いまでさせられ、仕事が溜まる一方です」