1. 2024/02/21(水) 20:36:06
■照明工事でコンクリ貫通…厚さたった3センチしかない箇所も
■トンネルの検査は必要な136回中6回しか実施されず
■問題公表半年後にようやく会見で謝罪 現場所長「厚さ不足と認識も数値偽装し検査通した」
「30センチ必要なのに厚さたった3センチ」トンネル空洞で施工不良…県職員らを「厳重注意」2年かけ完成したのにやり直し 完成までまた2年 | MBSニュース
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2月20日、和歌山県は管轄の県土整備部長ら同部ら計6人について、組織として適切な指導体制となっていなかったことなどから、厳重注意としたと発表しました。県は今後の再発防止に向けて、工事の途中段階での確認を県の監督員が確実に行われるよう、全工事着手前に施工業者との打ち合わせで担当課長が決裁をするほか、完成時の検査の際、段階確認が確実に行われたかの検査を行うということです。
■『コンクリ全てはがす』工事はまた2年かけてやり直しへ
補修工事は「ほぼ全面的にやり直す必要がある」と検討委で判断されました。浅川組は補修工事を去年12月から開始、トンネルは去年12月から供用開始の予定でしたが、2年遅れる見込みだということです。
県によりますと、浅川組は和歌山県内で2005年~2019年にかけて11のトンネル工事に単独もしくはJVの形で関わっていたということですが、県は今回以外のトンネルについても施工不良がなかったかを全面的に調査を行う方針です。
本来であれば去年12月には供用開始の予定だった「八郎山トンネル」、いつ起きるか分からない災害に備えて、トンネルの開通を待っていた住民らが置き去りにならないよう、丁寧な説明と一日も早い工事完了が求められるのではないでしょうか。
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