1. 2024/02/20(火) 11:21:44
■糖尿病患者がインスリン投与受けられず死亡 遺族に死因を「肺炎」と説明
神戸市によると、神戸徳洲会病院に新型コロナの感染で入院していた70代の男性患者が、去年9月、糖尿病であることを見落とされ、数日間インスリンを投与されず、入院から10日後に死亡しました。
男性の主治医は院長で、亡くなる直前にカルテに記載された持病の糖尿病を見落としていたことに気づいたものの、遺族には死因を「肺炎」と説明していました。
■カテーテル処置の後に患者11人が死亡
病院をめぐっては、ほかにも1人の男性医師によるカテーテル処置の後に11人の患者が死亡し、神戸市が去年8月、病院にカルテの管理を徹底するなど医療安全体制について行政指導を行っていました。
■病院の体制の改善がみられず「業務改善命令」
神戸市は、その後も病院の体制の改善がみられないことから、より重い「業務改善命令」に踏み切りました。
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神戸徳洲会病院で患者が適切な治療を受けられずに死亡するなど問題が相次いでいることを受け、神戸市は病院に業務改善命令を出しました。