1. 2024/01/07(日) 21:59:38
「子どもにも会社にも申し訳なくて」共働きでも育児のために駆けずり回るのは母ばかりの現実 | 概要 | AERA dot. (アエラドット)
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国や企業は両立支援策を拡充させ、男性育休を推進する企業も増えた。なのに、相変わらず、母でいることがしんどいのはなぜなのか。物理的な忙しさと「母であれ」というプレッシャーに押しつぶされそうな母たちの声を聴いた。
「共働きが当たり前の時代になりましたが、父親の主軸は職場にあり、可能な範囲で家庭に降りてくる状況です。必然的に、母は仕事と育児のために駆けずり回ることになる。仕事で子どもに我慢をさせているんじゃないか、職場にも、時短勤務や早退なんかで迷惑をかけているんじゃないか、と思う。母親が罪悪感を抱かないといけない状況に追い込まれているのが、現代の母親の位置なのではないでしょうか」
北海道で建設会社の事務職をしている米山緑さん(仮名・32)は、4歳の長女と2歳の双子の母親。時短勤務で、午後4時に退社すると、保育園に娘たちをお迎えに行き、帰宅。夕飯を作り、食べさせ、洗濯機をまわし、子どもをお風呂に入れ、自分も髪と体を洗い、着替えさせ、寝かしつけるまでを一人でやらなければならない。
「もっと子どもたちに手がかかるときは、夫も定時で帰ってきてたのに、少し手が離れると、帰宅が遅くなってきて。この一番大変な時間に夫がいるだけで、全然違うのにと思います」
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出典:aeradot.ismcdn.jp