桐島かれんさん(59歳)4人目出産後の子宮全摘、認知症になった母…自分との向き合い方を語る

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更新:2023/11/07(火) 08:24

1. 2023/11/04(土) 16:15:58

出典:be-story.jp


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今年、サディスティック・ミカ・バンドがファーストアルバム発売50周年を迎え、第2期ボーカルだった桐島かれんさんもソロアルバムのCDリマスター版をリリース。


母は未婚のシングルマザーで私たち弟妹3人を育ててくれました。父親的役割もしていた母とは、同じ子育てでも、夫がいる私とは随分コンディションが違っていたと思います。

私の場合、28歳から3年ごとに4人を産み育て、12年間は妊娠しているか授乳しているか状態。子育てが楽しくて、なるべく家にいて、子どもの世話をしていたかった。その頃は今とは随分違って、家の中に生命がうず巻いている感じ。犬や猫、たくさんの動物もいたので、いわゆる「カオス状態」でした。
ストレスもありましたが、それを切り盛りする楽しさのほうが勝っていましたね。育児の、特に赤ちゃんのときの楽しさは格別で、授乳が大好き。でなければ4人も産みません。10人でも子どもが欲しかったけど、4人目を産んだ後に子宮筋腫が見つかり子宮を全摘。医師に「5人目を産みたいから他の治療法を」と頼んだほどです。

母は86歳になり、9年前に認知症がわかったときはとてもショックでした。強くてインテリの母がよりによって認知症って、すぐには受け入れられなかったですね。最初のうちは大きな変化はなかったけれど、病気が進むと母独自のキレの良さやシャープさ、批判精神が失われていきました。かつては母との会話のキャッチボールは鋭くって、きょうだい3人とも母の前で話すのは怖かったくらいです。
今はやっと普通のおばあちゃんになれて、ニコニコしています。ヘルパーさんと一緒に横浜に住んでいるのですが、よく家族で集まります。今でも旅に行きたがり、「じゃあロシアのエルミタージュ美術館に行こう」と言うと、顔がパッと明るくなります。だからなるべく旅の話をするようにしていますね。

すべての女性が感じるように、私も子育て中は社会から隔絶された不安を感じ、気持ちが行き詰まっていました。やりたいことと子どもがいる狭間でのジレンマも。それで34歳のとき、育児第一優先ながら、家でできることを考え、自宅を開放してハウス オブ ロータスを始めました。何も考えずに始めてしまったのですが、子育てでアップアップしていたからこそパワーが湧いたのだと思います。
怖いもの知らずでしたが、とりあえず私は誰にも言わずにdoer(ドゥーアー/実行する人)、やってみるタイプ。そうすると没頭し、時間も忘れて無我夢中になれるんです。アドレナリンも出て、それって人間にとってはとてもハッピーな時間。幸せホルモンを生み出すには、自分の好きなことをすることです。この経験から、失敗したとしても自分が楽しいことを探すようになりました。今は観葉植物の手入れが楽しいですね。コロナ禍でグリーンとの暮らしに開眼し、今では家じゅう観葉植物に囲まれて過ごしています。

いよいよ来年還暦です。過去の自分の若さにしがみつくより、私は10年くらい先の自分をイメージしてきました。そのほうがラク。そうすると10年前に想像していた60代に自分が近づいていて、幸せだなと思います。次の10年後は、エレガントで落ち着きのある品のいいお婆さまになっていたい。でも、いつもせかせかと動いている私には一番難しいかもしれません(笑)。

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2. 2023/11/04(土) 16:16:50

認知しなければ人間といえるのか、最近の私の疑問です

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3. 2023/11/04(土) 16:17:38

桐島洋子さんが認知症…。そうか。

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4. 2023/11/04(土) 16:17:50

59歳はまだギリ中年

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5. 2023/11/04(土) 16:18:54

この人綺麗だしセンスいいから好きだよ

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