1. 2023/10/08(日) 17:10:36
(一部抜粋)
月末の締め日が近づくと、望月さんらリーダーは部下の営業成績を営業所長に報告する。ノルマを達成できそうにないと、新任の営業所長は「(部下に契約を)取らさんか!」「おまえがせい!」と大きな声で怒鳴り散らした。目標が達成できなかった月には「死ね!」「無礼者!」と怒鳴り散らす。同じフロアに入居していた別の会社の人が「大丈夫ですか?」と駆け込んできたこともあるという。
望月さんによると、営業所長は「作れ!作れ!」とも言っていた。「作る」とは、「名義借り」などの不正を指す。例えば、友人に保険の申込書に記入・捺印してもらって保険契約を成立させ、毎月の保険料は営業職員自身が負担する。“自爆営業”だ。保険業法で禁止されているが、上司の“圧”に耐えかね、不正に手を染める職員もいたという。
そうした環境下で望月さんは約半年間、懸命に頑張った。それでも追い詰められ、顔面神経痛などを発症。適応障害と診断されて休職し、復帰には数カ月かかった。
「私は会社の内部通報窓口や支社長に営業所長のパワハラ行為について訴えていましたが、改善されませんでした。彼女は今もきっと、他の営業所で同じことをしているでしょう」
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「ノルマ達成のために不正行為を示唆された」「営業成績を上げろという上司のパワハラがひどい」――。全国で23万人強を数える生命保険会社の営業職員から、こんな声が続出している。 営業職員の約9割は「生保レディ」と呼ばれる女性たちだ。正社員として採用されるが、実態は個人事業主で、経費などは自己負担。きついノルマがあり、目標未達の場合は給与が下がったり、解雇されたりする。背景には「大量採用・大量脱落」が...