1. 2023/09/26(火) 23:43:49
【兵庫県立大学・栗山武夫 准教授】
「瀬戸内海は割と島と島の距離が近いものですから、本州か四国から入ったイノシシがそこで増えて(よりよい環境を求めて)近い隣の島に次々と移ってくると。(県内の離島)ほぼ全域に渡ってイノシシが住んでしまっているというのが現状になります」
少し立ち止まり、カメラを警戒するイノシシの姿。
その後ろには、なんとおよそ10頭のウリ坊が連なっていました。
島に上陸した個体はこうして繁殖を繰り返し、昼夜関係なく、あたかも自分たちが島の主かのように動き回っています。
【島民は】
「島民住んでいるの何人だと思っているの?8人しかおらんのやで。そりゃ、イノシシは何十匹もおるわな100頭ときかんとちゃう?」
TSSの調べでは橋でつながっていない有人の離島が県内には15あり、そのすべてにイノシシが生息し、農作物など何かしらの被害をもたらしていました。
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「このままでは島が乗っ取られてしまう…」大崎上島町の離島では島民よりもイノシシの数が増え、まるで占拠されたような状態になっています。