1. 2023/09/05(火) 00:39:42
「年収は600万円程度。どうにか結婚して、子供も出来たのですが、夫婦共働きで必死です」
「兄は成績もよく都内の有名大学に進学。そのまま大学院に入ったのですが、ドロップアウトしました。英語が得意というスキルがあるにはあるんですが、正社員にはなれず翻訳会社やコールセンターを点々としています。時給が高いのが自慢だそうですが、ずっと契約社員のまま。もちろん、独身です」
実家の近くで一人暮らししているという妹も、なかなか人生は厳しい。
「漫画家になるといって大学も途中でやめてしまい、実家に連れ戻されました。その後も、描いてはいたようですが作品がどこかに掲載されたという話は聞きません。今は、地元のデパートの食品売り場でアルバイトしてますが、いまだに親から小遣いをもらってるそうです」
「父親は小さな会社を経営していましたが、最後は赤字が続き傷口の小さなうちに精算しました。実家は持ち家ですが、まだ抵当に入っていて年金で細々と返している状況です。そんな状況で、これから介護が必要になったり、葬式になれば誰が支払うんだと……」
男性は、せめて子供には迷惑が降りかからないために、兄弟の縁を切る方法を真面目に考えているという。
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中部地方出身の男性は、現在48歳。三人兄弟の次男で、兄は51歳、妹は46歳だという。 「兄弟揃って、バブル景気が終わって不況に突入した時期に大学に入学、卒業しました。自分の同級生でもすんなりと正社員になれたヤツは少なかったですね」