1. 2023/09/04(月) 19:36:22
現代の異常気象は「人類へのしっぺ返し」、様々な事態を想定した対策考える必要(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
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積乱雲が断崖のように切り立ち、眼下では真っ白なしぶきを上げて海が荒れ狂っていた。わずか1日で急発達した「スーパー台風」の姿に、研究者たちは思わず息をのんだ。
気象庁によると、日本の年平均気温はこの100年間で1・3度程度上昇。1度の上昇で水蒸気量は最大7%増すため、温暖化が進めば豪雨の頻度がさらに高まることはほぼ確実だ。
豪雨被害を少しでも和らげようと、高精度予測や気象の「制御」に向けた研究も急ピッチで進む。
同庁が昨年から始めた線状降水帯の半日前予報は、まだ精度が低い。今年は8月までに18回発生したが、事前に予報できたのは8回にとどまる。同庁は水蒸気量などの観測網拡充を進めるほか、今年からスーパーコンピューター「富岳」による全国の発生予測の高度化に取り組み始めた。
災害の根源である豪雨の頻度や強度を抑え込む次世代技術の開発に挑むのは、山口弘誠(こうせい)・京都大准教授(水文気象学)らのチームだ。熱がこもりやすい都市部の建物に風を当てて積乱雲のもととなる気流の渦を軽減したり、洋上で水蒸気の流れを止める特殊な「カーテン」を掲げたりする手法などを検討する。
山口准教授は「多発する現代の異常気象は、これまでの人類の活動のしっぺ返し。豪雨とどう向き合うべきか、今こそ知恵を絞る時だ」と訴える。
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出典:www.yomiuri.co.jp