1. 2023/09/04(月) 12:16:26
友人Sは、お父様が亡くなってから慌てて喪服を購入しに走った。お母様の葬儀の際に誂えた若い頃の喪服は、丈が短すぎて着られなかったそうだ。「伊勢丹のぞいたら、ジャケット十万円とかで。高すぎて無理~と言いながら丸井へ行って。ワンピースとジャケットのセットで、二割引セールで五万円ぐらいだったかな……漆黒の最新素材で」
とS。とてもきちんとしていたし、美しかった。やはり、喪主としてはきちんとした格好をして送り出してあげたいという気持ちがあるのだ。
それでも五万。不況、物価高のいま、痛い出費ではないか!
私は思う。葬儀はそう頻繁にはない。十年に一度、二十年に一度となると、サイズが違って着られなくなるから、いいものを誂える必要はないと。都会暮らしだと収納しておくスペースもないから、レンタルで充分ではないかと。
レンタルの中には、夕方四時までに注文すれば翌日発送、五千円以上で送料無料のものもある。サイズのバリエーションも豊富で、ジャケット、ワンピース、バッグ、数珠、袱紗、ネックレス、イヤリングのセットでも一万円以内で収まる。
ネットで検索すればいろいろ出てくるだろう。そして葬儀の前はバタバタするので、最早これでいいのではないかと思う。
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厚生労働省の「簡易生命表(令和3年)」によると、2021年の日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳で「長寿」と言えそうです。それでもいつか訪れるのが「親の死」。