1. 2023/08/17(木) 16:17:29
■ルフィ・渡邉も役所から入手か
広域連続強盗事件の首謀者とされる渡邉優樹容疑者とフィリピンの収容施設で生活していた人物によると、
「(闇名簿は)『役所から情報を取るのが一番、大きい。税金いくら納めてるとか。(Q・市役所に協力者がいる)そう。この時代にフロッピーですよ』。役所から渡邉容疑者ら四人の元に、納税情報などを含んだ個人情報が流出していたという」ものです。
さらに、捜査関係者も「自治体からの漏えい、情報の販売は絶対ある。言い切れるレベルで自信ある。場所によっては、セキュリティーチェック体制も緩い。ザルなところなんてたくさんあるよ」とインタビューに答えています
■カタギが個人情報をカネにしているのか
(名簿の流出は)カタギ個人のケースもありますが、会社ぐるみの場合もあります。たとえば、正規の合法な名簿屋がある。これは、セールスマンのための名簿を扱う会社です。学習教材会社なら、ファミリー名簿を売るんです。しかし、こうしたカタギの名簿屋さんも、名簿のオイシサを知ったら、カネのために悪い方に流れていくケースもあります。
出典:www.dailyshincho.com
あと、カタギさんに「家にカネありそうなところを知らないか。そこに本当にカネがあれば、(儲けの)一〇%あげるから教えてくれ」って言うと、必死で調べてきますよ。こうした生の情報はありがたい。自分がタタキの実行犯(強盗犯)にならなかったとしても、情報自体が売れるんですから。
名簿は、貴金属や現金と違って、セキュリティーの甘いところに保管していますから、盗みやすい。さらに、盗まれても、被害者は(個人情報取り扱いの杜撰さを)客に責められるから、被害届を出さないんじゃないですか。
筆者が保護司会の役員を務める地域(福岡市中央区)でも、マンションの郵便受けが荒らされているという苦情が上がっていると聞きました。オートロックの高級マンションでも、郵便受けは無防備であることを忘れてはいけません。
現時点で、広域連続強盗事件で使われた名簿の出所は分かりません。しかし、この元暴の人が示唆するように、入手経路は複数存在します。
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… 闇名簿はピンキリで、サラピン(一度も犯罪に使われていない)は値が張ります。詳細な名簿なら一件あたり一万円する場合もある。一方、使い古された名簿(出涸らし)は、一件三〇〇円、五〇〇円と安くなる。おそらく、首都圏を中心に全国各地で発生した広域連続強盗事件で使われた名簿は、金を持っている、入ったら金がありそうな家の名簿を使ったと思います。 (裏社会の)名簿屋は、情報屋から情報を買います。情報屋はカタギから情報を買うんです。デイサービスや家政婦派遣の情報、学校職員の家族名簿、市会議員や町村会議員の名簿と、いろいろあります。