1. 2023/06/14(水) 21:03:56
社会学者の森山至貴さんは、
「ジェンダーレストイレがあることが、問題なのではありません」
と語る。
「生まれたときに判定された性別とは異なる性別として生活しているトランスジェンダーの人々や、男女いずれでもない性別を生きているノンバイナリーの人々にとって、ジェンダーレストイレは安心して利用できるトイレの選択肢のひとつになりえます。性犯罪の防止や、メイクのための空間の確保は重要ですが、これらの問題解決はオールジェンダートイレの設置と両立可能です」(森山さん・以下同)
男性用・女性用と性別ごとにトイレが分かれていても、犯罪や不適切な行為の報告はあった。東急歌舞伎町タワーのトイレは「ジェンダーレストイレ」という目新しい存在と「性犯罪の可能性」を結び付けて感情的に批判されたともいえる。
トイレは男性用・女性用だけでなく、ジェンダーレストイレも必要なのだ。
出典:www.news-postseven.com
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