1. 2023/05/26(金) 17:55:24
5月24日に和歌山県立医科大学などの研究グループが子育て中の親にとって気になる研究結果を発表しました。2016年と2017年に石川県などの小中学生計3570人とその保護者を対象に疫学調査を実施した結果、生後12か月までの乳児期に「親と唾液の接触」があった場合、アトピー性皮膚炎などの発症リスクが低下する可能性があるというものです。
生後12か月まで食器を共有して食事した場合はアトピー性皮膚炎が発症するリスクが約48%低下。親の唾液で舐めたおしゃぶりを使用した場合では、アトピー性皮膚炎の発症リスクが約65%低下し、アレルギー性鼻炎の発症リスクが約67%低下したという結果が出たということです。
出典:newsdig.ismcdn.jp
「唾液の接触は、口腔内細菌叢に刺激を与えることによって、それが免疫の成熟に繋がり、アレルギーに対する過剰反応を起こりにくくするのではないかという認識でおります」
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子育て中の親に朗報です。赤ちゃんと親の唾液の接触があった場合、アレルギーの発症リスクが低下する可能性があるということです。