1. 2023/04/27(木) 19:36:35
メーカーに勤める40代男性・Aさんは、15年ほど前までは「ポケットティッシュ」を買ったことがなかったという。
「消費者金融やパチンコ店、居酒屋など、昔は街のあちこちでティッシュを配っていて、僕にとっては基本的に“タダ”で手に入れるものという認識でした。なんなら、いらない素振りを見せているのに、強引に押し付けられることもありましたね。銀行にも“ご自由にお持ち帰りください”とボックスに入れられていた記憶があります」(Aさん)
いつしかティッシュが配られなくなったが、だからといって自分で買うこともないという。Aさんが続ける。
(略)あと、お金を出して買いたくない、という謎の意地みたいなものがあります(笑)。買うとなんだか負けた気がする」(Aさん)
***
Bさんは、ティッシュを配る人を見かけなくなった要因について、「SNSの普及が大きいのでは」と分析する。
「実際にPR業務に携わっていると実感するのですが、広告費が削られるなか、SNSや動画が当たり前のものになって、そこでの発信や広告に力をいれる企業が多くなってきました。時代の流れですよね。ただ、近所の居酒屋や接骨院のような地域密着型のお店の販促には、今でもポケットティッシュは有効だと思います」(Bさん)
出典:www.moneypost.jp
+103
-5
少し前までは、駅前や繁華街などで、道行く人にポケットティッシュを配る光景は、ありふれたものだった。それが、最近は街を歩いていても、そんな光景に出くわす機会はめっきり減った──。もともとティッシュ配り...