増加する主婦のひきこもり……夫から「家事や育児をおろそかにしている」と怒鳴られ、追い詰められた「49歳女性」の証言

199コメント

更新:2023/04/23(日) 16:37

1. 2023/04/17(月) 12:08:20

一部抜粋・・・

きみこさんがひきこもるきっかけとなったのは、結婚を機に仕事を失ったことだった。

結婚してすぐに妊娠がわかったとき、専業主婦の母親に育てられた夫は、きみこさんも同じように家事や育児に専念することを求めた。結婚前まで続けてきたのは介護の仕事。高齢者をケアする仕事に誇りをもってきたきみこさんにとって、仕事を辞めることは大きな決断だった。

「夫の顔色はやっぱりうかがいますよね。元夫は、私が社会との接点を持とうとすると邪魔してくるんです。何か活動しようとすると制限をかけてくる。ビクビクですよね」

それでも自分の人生を取り戻すために、もう一度仕事をしたいと願ったきみこさんは、作業療法士の資格を取得するため専門学校の夜間コースに通い始めた。昼間は家事や育児をこなし、夜間に勉強というハードスケジュールだが、復職することを第一に考えた。しかし、元夫に「家事や育児をおろそかにしている」と怒鳴られるようになり、卒業を前に退学せざるを得なくなった。学校側も「今辞めて本当にいいんですか」と言ってくれたが、どうにもならなかったという。

「育児・家事を放っておいて、勉強とかいつまでやってんの、みたいな。すごく脅されるんです。私も言いくるめられないように抵抗しようという気持ちが湧くんですけど、そうすると夫は力で押さえつけてくるようになるんですね。学校は…本当に惜しい、いまだに惜しいことをしたなと」

限界に達したきみこさんは、夫のもとを逃げ出す決意を固める。娘にも自分と同じようなモラハラとも言える言葉の投げかけが始まったからだ。

シングルマザーとなり、ケアマネージャーとして働き始めたが、今度は子育てを担う女性にとっての社会的な不利益を突きつけられる。育児を理由に、正社員としての雇用はできないと言われたのだ。

「みんな正社員なんですけど、私だけ娘が学童保育の関係で祝日は働けないと伝えたら、週5勤務だけど契約社員でって言われたんです。ボーナスはないですし、退職金も当然ない。自分の意見が言える職場じゃなかったんですよね。サービス残業ばかりでした」

「もう疲れちゃって何もできない。娘の事もできないんですよね。だから学校のお知らせも読めないみたいな。本当に忙殺ですよね。自分の家がごみ屋敷みたいな状態で……」

結局、主婦に戻ったきみこさん。食欲不振、めまいなどの体調不良も続き、自宅に閉じこもる日々だ。自信を失い、将来への不安や焦りを募らせている。

「役に立たない人間は、だめなんじゃないかみたいな。生産性のない人間とかは、いてはいけないんじゃないか。社会人として失格じゃないかなって。存在をなくしてしまえばいっそ楽かなって思います」
増加する主婦のひきこもり……夫から「家事や育児をおろそかにしている」と怒鳴られ、追い詰められた「49歳女性」の証言(抜粋) | デイリー新潮 www.dailyshincho.jp

3月31日に発表された内閣府の調査では15~64歳のひきこもりの人は全国に146万人。中高年(40~64歳)では、女性が半数超を占めている。NHK「クローズアップ現代」は、4月19日の放送で「女性のひきこもり」を特集するが、最近、特に増加傾向にある「主婦のひきこもり」に焦点をあてる。家事や育児に追われる主婦がどうしてひきこもりになってしまうのか。取材で浮かび上がってきたのは、日本社会が抱える伝統的な問題だった。


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2. 2023/04/17(月) 12:09:04

悪い事してないんやで好きなだけ休めばええやん

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3. 2023/04/17(月) 12:09:16

怠けんな

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4. 2023/04/17(月) 12:10:08

真面目すぎる性格なのか。
色々頑張って資格もとろうとしたのにね。

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5. 2023/04/17(月) 12:10:13

>>1
ここまで重く語るほどじゃなくても、家から出ないのが普通だと思ってる専業主婦は多そう

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