1. 2023/03/23(木) 18:49:45
■受験に向かない子は「勉強が嫌い」「我慢が苦手」
今は、共働き家庭の中学受験が非常に増えている。中学受験の勉強は小4から進学塾に通い、そこから3年間かけて準備をするのが一般的だ。晴れて合格した場合、私立中高一貫校に6年間通うことになるため、それまでの塾代と学費を合わせて相当のお金がかかる。これを父親一人だけの収入でやりくりするのは大きな負担になるが、母親の収入もあると家計に余裕が持てる。
結論から言ってしまうと、中学受験に向かない子は、高校受験でも苦労することになる。そうなると当然、大学受験も苦戦必至となるケースは少なくない。厳しい言い方だが、受験に必要な素地が育っていない子は、どの受験にも向かない。毎日学習する習慣を身につけた子、ちょっとした我慢をして勉強に取りかかれる子、新しいことを知ることに楽しみを感じられる子、そのような子はどの受験であっても乗り越えていける。つまり、小学校までの子供を親が家庭でどのように育てるかが重要なカギとなる。
出典:president.ismcdn.jp
中学受験の入試内容は、小学校の授業で習う内容と大きくかけ離れているため、それを専門に教える進学塾に通わなければ、対策は難しい。
ただ、カリキュラムをこなしていくだけでは効果は見込めない。
どんなに忙しくても、親は1日30分間子供と向き合う時間を作ってほしい。
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親の負担がもっとも軽いのは高校受験だが、“内申点”という不透明な評価に振り回されてしまう不安があり、中高一貫校に通う子供と比べて、大学受験に向けた準備にあまり時間がかけられない点が不利になるという見方もある。一方、小学校受験は、親の負担度がもっとも重くのしかかる受験だ。