1. 2023/03/15(水) 15:39:59
「最初に娘に会わせた当時、娘は9歳になったばかりでした。私と前夫との離婚からかなり時間が経っていました。娘はお父さんっ子で、親の離婚にショックを受けていたので、彼と会わせるタイミングについては悩みましたね。娘の気持ちを思うと、とてもじゃないけど言い出せなくて」
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娘がどの程度、母親の行動や心理を観察したり推察したりしていたのかはわからない。しかし、娘は母親から気を遣われていることだけは理解していたはずだ。事実、みずほの娘は、ある日、突然母にこう言ったのだという。
「前に会ったおじさんと、結婚してもいいよって、急に言われたんです。一度食事に行ったきりでしたし、あの人と仲良くしているとかデートしているなんて話したこともないのに。不思議ですが、気づいていたんですね」
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「報道される数が増えた気がしたんです、急に。私が再婚を決めたとたんに増えたように思えて、そこに妙に意味を感じてしまったんですよ。うちは大丈夫かしらって……」
再婚話が現実味を帯びていくなか、恋人が自宅に滞在したり泊まったりする機会も自ずと増えていったという。ともに過ごす時間が増えるにつれ、心配していたような虐待などはしそうにないことも確信できた。
「ただ、娘の第二次性徴が始まると、彼をうとましく感じたりしないかとか、そういう不安もあったので、できるだけ早く再婚して一緒に暮らし始めたいと思いました。そのころ娘は10歳になっていました。思春期に再婚なんてリスクが大きいですよね。相手は初婚で、小学生の女の子の扱いもわからなさそうですし、慣れてもらうことが大事だと思いました」
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吉村みずほ(仮名)は44歳。数年前に離婚を経験し、現在は分譲マンションで小学5年の娘と2人暮らしだ。