あらゆる投薬法で「七転八倒」「遺骨は青く」 熊本・ハンセン病療養所で「虹波」人体実験 園長の目の前で…入所者が証言 菊池恵楓園

52コメント

更新:2022/12/08(木) 20:03

1. 2022/12/06(火) 23:38:32

あらゆる投薬法で「七転八倒」「遺骨は青く」 熊本・ハンセン病療養所で「虹波」人体実験 園長の目の前で…入所者が証言 菊池恵楓園|熊本日日新聞社 kumanichi.com

戦時中、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(熊本県合志市)の入所者に「虹波[こうは]」と呼ばれる薬剤が投与され、9人が死亡したことを示す文書群を同園が初めて開示した。同園で治験が始まったのは1942年末。静脈注射や筋肉注射、座薬などあらゆる投与法が試された。入所者の長州次郎さん(95)は、紫色の錠剤を一日3錠飲まされた経験を入所者自治会機関誌「菊池野」などにつづっている。


飲み始めると月に1回は胃がけいれんし、数日は食事を取れなかった。夕飯を朝に吐き出すこともあり、「虹波のせいで七転八倒した」と語っている。治験後に死亡した入所者の遺骨は青っぽく、「骨に色が付くほど強い薬だったのだろう」とも証言している。

各療養所の園長には当時、らい予防法(旧法)に基づき指示に従わない患者に懲罰を与える「懲戒検束権」が与えられていた。長州さんが服用を指示されたのは宮崎松記園長(当時)の目の前で、辞退することはできなかった。

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2. 2022/12/06(火) 23:40:03

ハンセン病の差別ってすさまじかったんだってね

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3. 2022/12/06(火) 23:40:36

悪魔の飽食だわ

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4. 2022/12/06(火) 23:41:20

未知の物に遭遇した時の人間の反応や行動って、もう理性的じゃないよね。コロナだって、これが70年くらい前だったら同意なしの人体実験的な事が行われたかもしれないと思う

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5. 2022/12/06(火) 23:41:41

ハンセン病だけではなく様々な病気や障がいにも理解はほとんどなかったのだろうね

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