1. 2022/08/01(月) 21:46:51
■「マスコット嫌いだった…」 アニメの声が与えるキャラクターの変化青山:俺なんかは声優さんの声を聞いたあとに「あぁこんな声か」と、ちょっとキャラを変えたりしてしまうんですけれど、そんなことありませんか?
尾田:ありましたよ。チョッパーっていうケモノがいるんですけれども、(アニメの声が)可愛すぎて、“マスコットにシフトチェンジ”したことがあります。本当は僕マスコット嫌いだったんですよ。「こびたやつなんか描きたくない」ってポリシーがあったんですけれど
青山:(チョッパーの声は声優の)大谷育江さんですよね?
尾田:大谷育江さん。あ、コナンの…
青山:コナンの光彦くん。僕も大谷さんの声がついて「あ、可愛いな」と思って、光彦くんをそれから可愛く描くようになりました(笑)
尾田:大谷さんの影響力すごいですよね
■「友達作りの道具」「説教臭くならない」2人にとって漫画とは?
尾田:漫画の力、僕は“友達作りの道具”っていうのが一番いいと思います。実際子供の頃、共通の話題でたくさん友達できたし。「漫画なんて読んだらバカになる」。「じゃあバカにしてやろう」と思って漫画家になっているから。“所詮漫画だ”って考え方はもう、それこそ昔から全然変わってない
青山:なるほど。コナン的には恋愛に役立ってくれれば(笑) ラブコメなので。コナンは説教臭くならないようにして、キャラクターの行動で感じ取ってくれればいいかなって
尾田:漫画は“夢の世界”ですからね。本当に気楽なものです
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