1. 2022/07/13(水) 19:11:02
母親の兄が80万円を捻出してくれたものの、伯父は晩婚だったため、まだ大学生の子どもがいました。まだまだお金がかかる時期でしたので、タカさんは申し訳なさから、体調を崩したそうです。
それでは、本来ならばどのような対応をすればよかったのでしょう。順に取りあげてみたいと思います。
まずは、葬儀社から葬儀費用の見積もりを取ることが最優先です。
価格には大きく幅があります。丸ごとお任せにしてしまうと、葬儀社としては高額にしたくなるのが商売というものです。タカさんの場合、葬儀費用を抑えたかったのですから、棺が10万円だとしたら数万円下げたものにしても問題は全くなかったといえるでしょう。
業者を比較しなかったことで、多くの方が最低でも20万円は損をしてしまうことになります。皆さんはそれほど気に留めていらっしゃらないのですが、一つひとつの商品が細かく分けられていて、個々が高いため、合計が高額になってしまいます。
家族それぞれの携帯電話から、それぞれの葬儀社に電話をする。その電話一本が、損をしないお見送りに繋がりますので、ぜひ、行動に移してください。
もしくは各葬儀社に来てもらい、一気に金額を出してもらえば比較が早くできます。何よりとても楽です。そういった一つひとつを躊躇せず動いてください。
大切な人を送るためでもありますが、これからを生きていく皆さんのためでもあるのですから。
+359
-13
お母さまを突然亡くされた不動産業のタカさん(45歳男性、仮名=以下同)。葬儀費用の相場もわからぬまま、葬儀社に進行を任せっきりにしていたところ「220万円」という高額な請求が来ました。どうすれば葬儀費用を抑えることができたのでしょうか。