1. 2022/05/24(火) 20:49:41
↓一部抜粋
日本人は戦後に劇的に若返ってきた体験をしているので、「人生100年時代」などと言われると、いまよりさらに若返りが可能になり、寿命が延びていくと考える人もいますが、それは正しい認識ではありません。
80歳や90歳になっても、いまの70代の人たちのように元気に活躍できるようになって、人生のゴールがどんどん後ろにずれていくというのは幻想でしかありません。
軽重の差はあっても、85歳を過ぎればみな、脳の病理としてはアルツハイマーになっていることが普通なのです。
私が医学部を卒業した1985年前後は、アルツハイマーにかかったら5、6年で死ぬ病気とされていましたが、いまでは、10年生きることも普通です。それが今後は、もっと長くなっていくと考えられます。
嫌な言い方をすると、寿命が延びていくこれからの時代は、事故や、まだ解明できていない病気で早死にするか、100歳近くまで長生きをしてボケて亡くなるかのどちらかという時代になってくるはずです。私たちの人生の晩年は、大きく変わろうとしているのです。
+61
-32
「人生100年時代」をどのように生きればいいのか。医師の和田秀樹さんは「超長寿と言われますが、これは若返るのではなく、医学の進歩で死ににくくなるということ。がんや心・脳疾患はある程度克服されますが、脳の老化は止められず、認知症などとつき合いながら過ごす老いの期間が延びる」という――。