1. 2022/05/14(土) 17:25:24
・食品メーカーは商品パッケージに「無添加」の表記を使用できなくなり、今年4月以降の製造分から適用される
・「『国が認めた添加物は安全』という前提に立つ消費者庁は、一部メーカーが『無添加』や『不使用』を全面的に打ち出すことは、“添加物を使っている食品は危ない”という誤解を招く怖れがあると判断した。そうした誤解を防ぐためのガイドライン策定です」
・ 今回のガイドライン改定で郡司氏が注意を促す添加物が「漂白剤」だ。
「数の子などに使われる『過酸化水素』は、医療用では消毒薬のオキシドールとして使用されるもので、発がん性リスクが指摘されています。水産加工会社のなかには手間と費用をかけて『過酸化水素水不使用』の数の子を販売するところもありますが、今回のガイドラインで『不使用』が謳えなくなる。こうした企業努力が無駄になり、安全な食品が消費者に届かない事態が心配です」
食品を買う際は、これまで以上にパッケージをよく見て、正しい知識で健康を守っていきたい。
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消費者庁は3月、「食品添加物表示制度」の改正を発表。誤解を招く恐れのある食品表示の10類型を列挙し、それらを規制する方針を示した。...