1. 2022/05/07(土) 10:08:49
「サンデー」のレジェンド的な作品といえば、藤田和日郎による『うしおととら』や『からくりサーカス』を思い浮かべる人が多いだろう。そしてそんな藤田の弟子筋にあたる漫画家も多く、安西信行の『烈火の炎』や雷句誠の『金色のガッシュ!!』など、個性的なバトル漫画がいくつも生み出されてきた。
しかし現在の連載陣でヒットしているのは、バトル要素の少ない漫画ばかり。たとえば第2期までアニメが制作されている『古見さんは、コミュ症です。』は、コミュニケーションが苦手なヒロインとの交流を描いた作品。また、『魔王城でおやすみ』はよりストレートに萌え系のキャラクターを主軸としたコメディーだ。
出典:csbs.shogakukan.co.jp
もう「サンデー」では、少年向けの熱いバトル漫画が大ヒットすることはないのだろうか。昔を懐かしんでも仕方がないが、少し寂しいような気もしてしまう。
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バトル漫画の名作を生んできた『週刊少年サンデー』。しかし雑誌の方向性が変わったのか、現在はオタク向けの作品が主力になっているという。