1. 2022/03/21(月) 15:25:54
全国の小・中・高校の保健室を取材し続けてきたジャーナリストの秋山千佳さんは「コロナ禍になってから、子どもたちの自傷行為などの話を聞くことがある」と話す。
女の子は、コロナ禍の「ステイホーム」といわれる状況下で家庭の不和が生じ、両親のイライラが自分に向けられたこと、心身ともにつらくなったことを語り始めたという。リストカットはSNSで知り、苦しい気持ちを紛らわせるためにしていたようだ。
依存症の問題に悩む女性たちが、産婦人科医や弁護士のもとを訪れることもあるようだ。
「男性の家を転々とした結果、妊娠して来院する若い女性や、両親も覚醒剤を使っている薬物依存症の妊婦、抗不安薬や睡眠薬のOD(オーバードーズ:薬を過剰摂取すること)で搬送される妊婦などもいました」(丸田医師)
+7
-41
厚生労働省は3月16日、女性と依存症について考えるシンポジウムをオンラインで開催した。弁護士や産婦人科医などが、依存症の背景にある「生きづらさ」や困難、治療や支援につなぐために何ができるかについて意見を交わした。