「料理とは、自分の人生そのもの」ー主婦目線の「おいしい」をとことん信じる、栗原はるみの流儀

153コメント

更新:2022/03/15(火) 17:30

1. 2022/03/02(水) 00:11:02

出典:newsatcl-pctr.c.yimg.jp

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夫の死後、栗原を襲った喪失感は、想像を絶するものだった。眠れない、食べられない。もともと細身の体が、みるみる5キロ減った。絵に描いたような、抜け殻状態。

「頼ってきたからね……精神的にも、全部。彼が亡くなってから、いつも一緒に食事をしていたスペースでは、ご飯が食べられなくなっちゃった。子どもたちも独立してますから、一人でしょう? やっぱり、寂しいですよね。最近もね、いつもスタッフは19時に仕事を終えて帰っちゃうんだけど、『いいワイン飲ませるから』って1時間くらい引き留めちゃったり(笑)」

「しばらくは泣いてばかりだった」という栗原だが、家族と友人たちに助けられ、少しずつ前を向くようになった。息子(料理家・栗原心平)に勧められたのは、「残りの人生で“やりたいことを100個”見つける」という作業だ。

「料理とは、自分の人生そのもの。この仕事をして本当によかった。専業主婦だったから、母と夫以外、誰にも料理を学んでいないじゃない? それでも、料理に対してはいつでも真摯に向き合ってきました。家族やファンの皆さんに喜んでもらう、そういう気持ちももちろんありますけど、最後にはやっぱり“自分のためにやること”なんですよね。どんな仕事もそう。いいことも、つらいことも、いろんなことが人生には起こるけれど、すべては自分のため。その気持ちが、すごく強い」

(一部抜粋)
「料理とは、自分の人生そのもの」ーー主婦目線の「おいしい」をとことん信じる、栗原はるみの流儀(Yahoo!ニュース オリジナル 特集) news.yahoo.co.jp

名前そのものが雑誌のタイトルになる料理家は、世界中でもそう多くはいないだろう。栗原はるみは、まさに日本を代表する料理家だ。30年以上、3世代にわたるファンから愛されるその理由は、「ごく普通の主婦」の目線を忘れない姿勢にある。夫に先立たれて一人になった今、喪失感をあやしながら、毎日明るく前向きに料理と向き合う。無数の人気レシピを生み出してきた自宅キッチンスタジオを訪ね、素顔の栗原はるみを取材した。(取材・文:山野井春絵/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)

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2. 2022/03/02(水) 00:12:30

深いわ

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3. 2022/03/02(水) 00:13:56

女の料理家とかって正直好きじゃない人多いんだけど
何かこの人好きなんだよね
だからこの人のレシピはよく参考にする

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4. 2022/03/02(水) 00:14:09

私もお料理大好きなので食べてくれる伴侶を見つけたいです
そんな風に大切に思える人がいるって羨ましい

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5. 2022/03/02(水) 00:14:11

栗原はるみロボットがほしい

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