1. 2022/02/27(日) 00:22:29
少子高齢化時代、大人にも子どもにもメリット…“育児シェアハウス”の可能性と課題は | 国内 | ABEMA TIMES
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シェアハウスに住む大人たちの中に、子どもが一人。栗山醍慈くん(4)だ。生まれて以降、両親だけでなく14人もの“同居人”と共同生活を送ってきた。
醍慈くんが暮らすのは、隣り合う2棟の住宅からなるシェアハウス。もともと別々のシェアハウスで生活していた父・和基さんと母・奈央美さんが結婚を機に自分たちで立ち上げた場所だ。両親としては、自分たちが手を離せない時に醍慈くんの面倒を見てくれる同居人が大勢いることは心強いという。
「みんながおしめを変えられたり、ミルクを作ってあげられたりする状態なので、何かあっても大丈夫って、セーフティーネットのような安心感がある」と和基さん。奈央美さんも「基本的には私たちが面倒を見ているが、隙間に遊んでくれるのがすごく助かっている。“筋肉発達しましたね”とか“まつ毛伸びましたね”みたいに、ちょっとした変化に気づいてくれる。それって、たまに会うだけのおじいちゃん、おばあちゃんでは難しいことだと思う。そういう話をしながら一緒に喜んでくれるのが嬉しいです」と話した。
前出の福澤氏は「シングルマザーの場合、経済的な課題のほか、DV被害に遭って逃げてきたといった精神的な課題を抱えているケースもあるので、単に箱だけ準備して、“じゃあここに住んでもらって、助け合ってくださいね”、というだけでは厳しい。運営者の側が疲れてしまって廃業してしまうケースもあるので、抱え込まず、様々なサポートを得ながら運営していく必要がある」と話す。
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