1. 2022/02/14(月) 20:57:37
繁殖力が強く、県の推計によると、2006年度に約9100匹だった生息数は、19年度には約4万4000匹に激増。生息域を拡大し、農業被害も深刻化しつつある。「ギャー」という大きな鳴き声に苦情も寄せられている。
国内屈指の農業県である千葉県にとって、有害鳥獣の被害は深刻な問題だ。キョンを含め、イノシシやシカなどによる農作物被害は20年度、約3億5900万円に上り、イネや野菜、果樹の被害が後を絶たない。
対策の一環として、県は捕獲されたイノシシとシカの肉を「房総ジビエ」と銘打ち、飲食店での活用やジビエ料理コンテストの開催などで消費を促している。ただ、特定外来生物のキョンは、その対象にできないという。
▽キョン
出典:www.city.asahikawa.hokkaido.jp
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千葉県南部で大繁殖し、農作物に被害をもたらしているシカ科の特定外来生物「キョン」の封じ込めに、県が本腰を入れている。