1. 2021/07/16(金) 11:58:30
南武運送の親会社「南武」の知念辰浩社長は、報道陣に〈アルコール検査は普段から行っていなかった。飲酒しないのが前提だった〉と話したが、
「とにかく酒についての意識が低い会社でした。現場仕事を終えて帰る際には“親方”が人数分の缶ビールを買ってきて車内で酒盛りをしていた。もちろん、運転手も含めてです」
と語るのは南武の関係者。
「月に1回は従業員や下請け業者が集まる飲み会やバーベキューがあり、社長の親族の“会長”が顔を出すと泡盛をふるまっていた。新入社員歓迎会では、会長が“お前ら酒は飲まないのか?”と高卒の新人に未成年飲酒をさせていました。会長は業界団体の理事長も務める地元の名士。昨年には旭日双光章が叙勲されている。毎年、江戸川区の篠崎公園で開かれる会社主催の運動会には、会長と親しい具志堅用高さんも参加していましたよ」
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それは一台の大型トラックがもたらした悪夢だった。下校途中の小学生ふたりの命が奪われ、さらにひとりは意識不明の重体、残るふたりも重傷を負った。飲酒運転で惨劇を引き起こしたドライバー、そして、彼が勤務する問題続出のブラック会社の罪は限りなく重い。