1. 2021/01/10(日) 10:22:11
◆間借りして調理、利用者には見えない店舗
「1つのキッチンで25店分の料理を調理している」。東京都新宿区のゴーストレストランで働く店員が明かす。25店のうち4店はオムライスやローストビーフの「専門店」を名乗る。注文を受けるスマートフォンのアプリにも「専門店」と掲載されている。
ウーバーイーツや出前館などのアプリで注文を受けた店が、間借りしたキッチンで調理するゴーストレストラン。米国や中国で数年前に始まったとされ、実態が見えにくいため「ゴースト(幽霊)」と呼ばれる。利用者にはアプリに載る店の情報が全てだ。
出典:static.tokyo-np.co.jp
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客席がなく、キッチンで調理した料理を宅配専門で販売する飲食店「ゴーストレストラン」が東京都内で急増中だ。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、店舗型の飲食店より開業費用が安く済むことが背景にある。首都圏に緊急事態宣言が再発令され、今後の利用者増も必至。ただ同じ料理人が作っているのに複数の「専門店」を名乗る店があるなどの問題点も指摘されている。