1. 2020/12/21(月) 21:48:10
美容師が心配しているのは、アレルギー反応を起こす成分が含まれていることです。
美容界ではそれを、アレルギーを起こす成分にちなんで「ジアミン」アレルギーと呼んでいます。その成分を抜いたお薬も開発され続けていますが、その成分が無くては髪が染まらないほど重要な成分のため、2020年現在、既存の薬を代替できるほどの効果があるものは存在しません。
アレルギーは花粉症などに代表されるように、いつ発症するかわからない、というリスクがあります。今まで何ともなかったのに、急に発症する可能性があるのです。
なので美容師は「染みてないですか?」と毎回聞く必要があります。「なんかいつもと違う」「ピリピリきている」と感じたら、素直に答えましょう。
(中略)
多くの美容室では『今すぐやって、もしものリスクに対しては美容室側が責任を取る』という形での対応になっています。繰り返しますが、そこで肌荒れが起きても、製薬会社の責任にはなりません。歯痒いですが、美容室側はそうせざるを得ないのです。
ですので、もしも肌荒れが起きてしまった場合は、美容師ないし美容室に医療費等を請求して構いません。
心配な方は「2週間後にカラーをするつもりなのでパッチテストをしたい」と美容師さんに相談しましょう。
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今回はなぜ美容師が「染みてないですか?」と毎回聞いてくるのか?についてです。僕自身、薬剤を塗布して頭皮に触れる際にはほぼ確実に言っているフレーズです。