1. 2020/11/22(日) 21:45:24
私が倒れたのは「冠攣縮性(かんれんしゅくせい)狭心症」でした。
文字通り、心臓に血液や栄養を送っている冠動脈がけいれんして急に縮み、酸素も心臓に供給されないため虚血状態になります。
私は心疾患で倒れたのは青天の霹靂と思っていましたが、振り返ってみると思い当たる予兆はありました。倒れる2週間ほど前から、朝ドラを見ている時に限って胸がズキズキ痛む謎の現象に襲われていたのです。
再放送『おしん』の旦那や姑のモラハラがストレスになっていると勝手に思っていました(苦笑)。でも、これこそがサインでした。
「心疾患では100%とは言えませんが、予兆があるほうが多いです。一般的には1ヵ月以内に胸になんらかの自覚症状があると言われていますが、1、2週間前から数日前が特に注意。
のど、あご、胸、みぞおち、お腹周りまでのネクタイの範囲に、つまった感じ、圧迫感、痛みが数秒から十数分続きます。特に起きやすいのは交感神経が優位になり、血圧があがってくる朝方。
もしも、これらの典型的な症状が1回でもあれば、早めに医療機関に足を運んでおくべきです。がんであれば1日放置しても死にませんが、心臓はそうはいきません」
と、循環器内科の主治医。
出典:mi-mollet.ismcdn.jp
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有名人や知人が「心不全で亡くなった」「脳卒中で倒れて入院中」といったエピソードを耳にすることはありませんか?「まだ若いのに、信じられない」「元気そうだったよね……」とショックを受けつつも、どこか他人事。「自分だけは大丈夫!」と根拠のない自信を私は持っていました。あの日JR山の手線内で倒れるまでは――。