1. 2014/08/31(日) 21:53:53
・盲導犬が人前などで無意味にほえないための訓練はあるが、そもそも「痛みに耐える訓練」はない。全犬使会の深谷佳寿(よしかず)問題対策部長(43)は「今回の事件でそんな訓練があると誤解され、『盲導犬はたとえ刺されても我慢して働く』と誤ったイメージが広まった」と嘆く。
・オスカーを育てた「アイメイト協会」(東京都練馬区)の塩屋隆男代表理事(59)は「盲導犬が痛みを感じて鳴くことはある。ただオスカーは人間のように、刺されたことに驚きすぎて声を上げられなかったのかもしれない」と推測する。
東京新聞:盲導犬、痛み我慢する訓練してません 関連団体が理解求める:社会(TOKYO Web)
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埼玉県で七月に全盲男性(61)の盲導犬「オスカー」が何者かに刺された事件が発覚した後、「盲導犬は痛みを我慢する訓練を受けている」との誤解が広がっている。オスカーが刺されたときに鳴き声を上げなかったとみられるからだ。実際はそんな訓練は行われていないが、「犬がかわいそう」と非難された視覚障害者も。盲導犬の複数の関連団体が誤解を打ち消す声明を出すなど、対応に追われている。 (井上真典、谷岡聖史)
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歩行中の盲導犬への嫌がらせ行為が後を絶たず…何者かが盲導犬を刺す事件に被害男性悔し涙「これは自分の“傷”」
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盲導犬は、視覚に障害を持つ人の目となり、共に歩むパートナーだ。日本で育成された最初の盲導犬『チャンピイ』が誕生したのは、1957年の夏のこと。以来、活躍の場を広げ、全国の実働数は今や1000頭を超えたとされている。 しかし、国産盲導犬第1号が歩み始めてから57年経った今も、世間一般の理解は十分とは言えない状況だ。歩行中の嫌がらせ行為や育成団体へのストーカー的な苦情電話が後を絶たない。一部の使用者や育成団体関係者の口からは、「近年、逆に誤解や色眼鏡で視覚障害者と盲導犬を見る人が増えている」という言葉も出るほどだ。
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