1. 2017/12/20(水) 23:32:28
■「求められる仕事の質が高い」組織風土では心の病が特に増加傾向
「40代」は前回調査と比較して3.4ポイント上昇し35.8%で、全年代中で最も高かった。これまで10%台だった「10~20代」は過去最高の27.9%に上昇し、3割に届く水準に達した。
調査結果について日本生産性本部はリリース内で、
「30代については仕事ができるようになり、働き盛りといわれる年代だが、それだけに仕事を任され責任が重くなる。ところが管理職にはまだなれず、責任と権限がアンバランスになる年代といってよい(中略)この『責任と権限のアンバランス』が40代、10~20代にも広がったと考えられないだろうか」
と推測している。
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日本生産性本部は12月14日、8回目となる「メンタルヘルスの取り組みに関する企業アンケート」の調査結果を発表した。調査は今年7月~9月の間、全国の上場企業2273社を対象に実施。うち221社から回答を得た。 「心の病が最も多い世代」を聞くと、「30代」と回答した企業は2006~2010年にかけて約6割の高水準で推移していたが、2012年以降は低下傾向にある。