1. 2017/04/22(土) 00:10:59
フランスでは、子どもが生まれるとわかったら赤ちゃんの部屋を用意する。
早ければ生後数週間から赤ちゃんを1人部屋で寝かせる。
目を覚ましているときは家族のいるリビングで過ごすが、昼寝の時間や夜になったら自分の部屋に連れていかれる。
赤ちゃんを1人で寝かせておいて、心配にはならないのだろうか。
友人によると、起きて泣いたら聞こえるから大丈夫だという。泣き声が聞こえたら、赤ちゃんのそばへ行って、おむつを替えたり授乳したりする。
出典:tk.ismcdn.jp
こうして、適度に息抜きができるフランスの母親は、子育てにそれほどプレッシャーを感じていないようだ。
一人息子を育てる日本人の母親が、「もう子どもは産まない。大変だから」と話すのを聞いたことがある。彼女は教育熱心で、家事もきっちりとこなしていた。日本では、親の務めをしっかり果たそうとする女性ほど、子どもを産むことを躊躇してしまう傾向もある。
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母親同士で、「母親の務めはいつまで続くのだろう」と話すことがある。子どもが大人になってからも、就活や婚活にまで関与する親は多いという話も聞く。 日本で少子化が進む背景として、母親が感じる重圧が大きいという点は見逃せない。一方、合計特殊出生率(女性が生涯に産む子どもの平均数)が2.01(2014年時点。2015年は1.96)と先進国の中では高いフランスには、母親のストレスを軽減させる子育てのスタイルがあった。■赤ちゃんができたら「子ども部屋」を用意。その1つが、赤ちゃんのころから子どもを1人で寝かせることだろう。日本では、子どもが小さいときは、親子同室で眠る家庭が多い。