1. 2017/04/13(木) 23:52:04
◆ 町の本屋は「貯金を切り崩して何とか…」
幸福書房の営業時間は朝8時から夜11時までで、休みは元日のみ。岩楯さん夫妻と弟の敏夫さん夫妻の4人で切り盛りしているが、「それだけ長い時間開けて、貯金を切り崩しながらようやく食べていけるという状況です」と岩楯さん。
出典:parts.news-postseven.com
「私ももう年なので、将来的には店を任せようと思って、いちばん忙しい時間帯を手伝ってもらっていたんですが、給料が払えなくなったので、“悪いけど…”と辞めてもらったんです。息子は新しい仕事を始めて2年、あっという間に私らの給料を超えてますよ。土・日の休みもちゃんとあるのにね」
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2003年度に全国に2万880店あった書店は2016年度には1万4098店とわずか十数年で約3割も減った。毎年500店以上が閉店し、昨年も668店舗が姿を消した。 今や書店が1つもない市町村が全国に332もある(日本書籍出版協会資料・2015年5月時点)。全国約1700の市町村のうち、2割近くに書店が存在しないことは、“町の本屋”が成り立たない厳しい現実を示している。