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村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピpart5

157コメント2020/05/27(水) 22:08

  • 1. 匿名 2020/05/19(火) 19:53:57 

    パンデミックのニュースに嫌気がした僕は、ラジオの周波数をビッグバンドのジャズに合わせた。
    「シング・シング・シング」が流れる部屋で素麺を茹でた。
    僕は「カーネギー・ホールはどんな感じなんだろうな」と想像しながら薬味にするつもりのネギを刻んだ。
    part5だって?このトピが。まさかもうそんな事になってたなんて誰が信じるって言うんだい?
    とはいえ、承認されなければ始まらない。やれやれ、また僕は立てるのか。

    +267

    -7

  • 2. 匿名 2020/05/19(火) 19:54:59 

    ドゥーーーン

    +4

    -0

  • 3. 匿名 2020/05/19(火) 19:55:16 

    村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピpart5

    +44

    -0

  • 4. 匿名 2020/05/19(火) 19:55:22 

    そおなんですよぉ
    いま、店長の確変が止まらないっていうからぁ
    失礼しまーす
    …えぇ、、

    +23

    -4

  • 5. 匿名 2020/05/19(火) 19:56:00 

    やれやれ

    +96

    -0

  • 6. 匿名 2020/05/19(火) 19:56:55 

    姉は私より年上だったんですよね。
    物心ついたときから姉は私のそばにいました。

    +81

    -3

  • 7. 匿名 2020/05/19(火) 19:57:23 

    ようこそ、カフカの森へ

    +10

    -0

  • 8. 匿名 2020/05/19(火) 19:57:51 

    こんばんは、田村正和です。

    +10

    -3

  • 9. 匿名 2020/05/19(火) 19:57:56 

    コロナウイルスは危険だと思うんです。
    だからこそコロナウイルスは危険だと思っています。

    +72

    -5

  • 10. 匿名 2020/05/19(火) 19:58:05 

    普通に雑談したい

    +8

    -22

  • 11. 匿名 2020/05/19(火) 19:58:29 

    やれやれ、今日もお疲れ様、みなさん。
    明日も明後日もまた同じ事の繰り返し。それもまた生きがいじゃないかと思えるほど賢い人間ならばどんなに楽だろうか、
    などと思いながら紹興酒を一人味わう。

    +89

    -2

  • 12. 匿名 2020/05/19(火) 19:58:56 

    久し振りじゃない、と彼女は笑った。
    このトピに来てしまった僕は何か話さなければならない。そう、彼女を喜ばせるために。

    +179

    -0

  • 13. 匿名 2020/05/19(火) 19:59:15 

    >>9
    村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピpart5

    +92

    -4

  • 14. 匿名 2020/05/19(火) 20:01:54 

    せっせと洗濯物をたたんでいる
    あまりの多さにやれやれとため息をつく

    +54

    -1

  • 15. 匿名 2020/05/19(火) 20:02:04 

    新型コロナ、それは本当に新型なのか?あるいは、僕たちが気づいてなかっただけで新しくはないんじゃないか。
    くだらないことを考えながら、着るあてのないワイシャツのアイロンに没頭するのであった。

    +132

    -0

  • 16. 匿名 2020/05/19(火) 20:02:18 

    非常事態は解除される、あるいは解除されないのかもしれない。

    +54

    -1

  • 17. 匿名 2020/05/19(火) 20:03:05 

    ぼんやりと時計を見渡すと、針は20時をまわっていた。
    テレビではくだらないバラエティー・ショーが延々と流れ続けている。
    やれやれ、と僕はウオッカを飲み干した。

    +114

    -0

  • 18. 匿名 2020/05/19(火) 20:03:13 

    「あるいは」

    +21

    -0

  • 19. 匿名 2020/05/19(火) 20:03:19 

    >>1
    1が完全に僕のツボに入り込んできて、笑いを堪えることが出来ずにいた。。いくらばかりの嫉妬心さえ感じずには居られずに、薄暗い部屋でガルちゃんをしながら、旦那という男がそろそろ帰ってくるというのに

    +168

    -0

  • 20. 匿名 2020/05/19(火) 20:04:15 

    火曜日ほど陰鬱な曜日を僕は知らない。
    鍋に入れたパスタさえも僕の思い通りにならずにお互いくっつきあって失敗の塊となる。
    くっついたパスタの塊、これを食事として出すには心臓にレニークラヴィッツなみの毛を生やさなければならないだろう。
    やれやれ、ウイスキーの瓶すら呆れ果てて中身をすっかり蒸発させてしまった。セブンイレブンまでランニングしなければならない。

    +184

    -0

  • 21. 匿名 2020/05/19(火) 20:04:15 

    >>9
    反省している。反省しているという事が伝わっていない事を反省している

    +66

    -2

  • 22. 匿名 2020/05/19(火) 20:05:08 

    ソファでくつろぎながらウィスキーを飲んでいた僕は、ふとこのトピックを見つけて懐かしさがこみ上げた。思い返せば、いつだったか覚えているわけではないが、前回のこのトピックはとても面白く読んだ記憶がある。こんなにもみんなうまく書けるのか、感心しながら僕は股間を触ったのだった。

    +123

    -0

  • 23. 匿名 2020/05/19(火) 20:05:13 

    >>12
    喜ばせてー!

    +14

    -0

  • 24. 匿名 2020/05/19(火) 20:06:00 

    レジの傍らにあいつが現れた。
    一瞬、目を疑う。ここは一体どこなんだ?80年代でも90年代でも無いのは、確かだろう。マスクは「ひさしぶり」と挨拶した。

    +82

    -0

  • 25. 匿名 2020/05/19(火) 20:06:17 

    >>13
    オーケー、僕の負けだよ。この人が言っていることは理解できないが、くだらないと知っていながらテレビをつけた僕が悪いのだ。

    +69

    -0

  • 26. 匿名 2020/05/19(火) 20:07:08 

    ノルウェイの森、発売されたとき私は中学生で世間では「読まなきゃダサい」みたいな風潮でしたね。

    赤と緑の上下巻、高かったけど買いました。

    ダサくてもいいや。と思いました。



    +28

    -5

  • 27. 匿名 2020/05/19(火) 20:08:17 

    努力をする事というのは、うんこをする事と同じなんだ。一つ、踏ん張ること。二つ、毎日すること。三つ、水に流すこと。四つ、その姿は決して人には見せないこと。

    +69

    -1

  • 28. 匿名 2020/05/19(火) 20:10:44 

    >>9
    お前か!!ww

    +28

    -0

  • 29. 匿名 2020/05/19(火) 20:13:31 

    近くで見るその男は数ヶ月前より太っている
    私は椅子に座り言いたい言葉を飲み込んだ
    旦那、気持ち悪い…と。

    +21

    -0

  • 30. 匿名 2020/05/19(火) 20:14:01 

    >>26
    やぁ。買ってくれたところ申し訳ないが「ダサくてもいいや」と思ったのは確かなようだね。
    確かに君の文体からはダサさという、あるまじき物が滲みでているんだ。勘違いしないでほしいのは「いけない」とは言ってないというとなんだ。
    話はシャワーを浴びて軽く一杯呑んできて、それからでも良いよ。改めて君の声を聞かせてほしい。

    +48

    -0

  • 31. 匿名 2020/05/19(火) 20:16:41 

    もうハルキスト呼ばわりで卑下されることもなくスタンダードに、この世界に馴染んだ会話をしよう。
    スイングするように、ニューノーマルなリズムを刻もう。

    +39

    -1

  • 32. 匿名 2020/05/19(火) 20:16:48 

    くそわろたwwwwww

    +14

    -0

  • 33. 匿名 2020/05/19(火) 20:16:57 

    隣の部屋からYouTubeが聞こえる。履歴から適当に選び出された子ども向け動画だ。上の息子が見ている。その動画にいったい何の意味があるのだろうとひとしきり考えてみたが、なんの答えも見つけることができなかった。結局のところ、私にできることは、YouTubeに上の子を釘付けにしながら下の子を寝かしつけることくらいなのだ。

    +72

    -0

  • 34. 匿名 2020/05/19(火) 20:17:45 

    静かで平和で孤独な日曜の朝。
    僕は洗濯機を回しながらテレビをつけた。
    杉村太蔵とみちょぱが例によってカモシカ的な議論をしている。
    カモシカ的な宇宙において杉村太蔵はセブンイレブンの弁当について語りみちょぱはローソンのカップラーメンについて語り、救いのない仲違いをしていた。
    やれやれ。
    僕はチャンネルを変えた。
    別の番組では指原莉乃が松本人志の顔色をうかがいながらカモシカ的な宇宙理論に基づき例によってファミリーマーケット的マルクス主義論を展開していた。
    僕はテレビを消してカントの「純粋理性批判」の続きを読みだした。

    +67

    -0

  • 35. 匿名 2020/05/19(火) 20:18:32 

    >>29
    ひどいな君は。でも、ここには乾いた笑い声が似合う。

    +31

    -0

  • 36. 匿名 2020/05/19(火) 20:19:16 

    村上春樹か、あるいは小泉進次郎か。
    この住人のコメントは判断に悩ましい。

    +45

    -1

  • 37. 匿名 2020/05/19(火) 20:19:49 

    僕はそっと肩に手を置いた。彼の肩。するとどうだろう、彼の頭が薄くなってることに気付いたんだ。見逃した流れ星の様に…伝える術はない。僕は改めてコーヒーを入れ直すことにした。そう、見なかったことにする以外ないのだ

    +39

    -0

  • 38. 匿名 2020/05/19(火) 20:19:49 

    もしかして、春樹を真似すると進次郎になる?笑

    +16

    -1

  • 39. 匿名 2020/05/19(火) 20:19:57 

    >>34
    >ファミリーマーケット的マルクス主義論

    なにこれ?ファミマに階級闘争でもあんの?造反有理とか?w

    +10

    -2

  • 40. 匿名 2020/05/19(火) 20:20:45 

    そして僕は射精した

    +33

    -1

  • 41. 匿名 2020/05/19(火) 20:21:55 

    >>3
    村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピpart5

    +2

    -0

  • 42. 匿名 2020/05/19(火) 20:23:33 

    それは断片ほどの記憶もない「昔」だが、私はこの場所に来たことがある。それだけは確信できた。

    この場所の、声もかけられない君たちに、あえて挨拶をするならば、「今はどうかお元気で」。

    +25

    -0

  • 43. 匿名 2020/05/19(火) 20:24:10 

    やれやれ率の高さよw

    +41

    -0

  • 44. 匿名 2020/05/19(火) 20:24:30 

    ほんとツボ入るwwwwww

    +29

    -0

  • 45. 匿名 2020/05/19(火) 20:24:59 

    パチン…

    オフだ。

    +14

    -0

  • 46. 匿名 2020/05/19(火) 20:25:40 

    >>35
    ふいた

    +6

    -2

  • 47. 匿名 2020/05/19(火) 20:25:59 

    やれやれ、スパゲティーでもゆでようじゃないか

    +19

    -1

  • 48. 匿名 2020/05/19(火) 20:27:23 

    >>36
    春樹と進次郎との間にある明確な違いについて僕は考えを巡らせてみた。
    それは途方もなく時間を浪費させた。三回月が登るのを確認する間に僕には明確な答えを出す事は不可能だったのだ。

    +50

    -1

  • 49. 匿名 2020/05/19(火) 20:27:41 

    やれやれ、私は村上春樹を読んだ事がない。
    それでも参加する資格があるのだろうか、と悩み15秒が過ぎた。
    アンガールズのネタを見ながら決心した私の心は扇風機の風に吹かれ、やがてクリアーな煌めきと化した。

    +46

    -1

  • 50. 匿名 2020/05/19(火) 20:27:42 

    休園中の芸術って訳か。そう一人つぶやくと、自然と笑いがこみ上げた。やれやれ、僕は何でこんなところに油性マジックをおいておいたんだろう。スコッチウイスキーを少し飲んでから、彼が描いた芸術に手を伸ばす。オーケー、明日除光液を買ってこよう。

    +55

    -1

  • 51. 匿名 2020/05/19(火) 20:28:40 

    暗転したスマートフォンに映るくたびれた女の口元には、先刻食べたであろう乾いた米粒がこびりついていた。

    +22

    -0

  • 52. 匿名 2020/05/19(火) 20:29:55 

    >>12
    ハルキきたんじゃない?

    +19

    -1

  • 53. 匿名 2020/05/19(火) 20:30:14 

    村上春樹とはなんなのか、そんなことを思いながら愛犬と戯れる時間。これこそが村上春樹なのだ。

    +15

    -0

  • 54. 匿名 2020/05/19(火) 20:30:23 

    僕はジャズでスウィングして、静かに射精した

    +16

    -0

  • 55. 匿名 2020/05/19(火) 20:31:08 

    >>9
    目に飛び込んできた文字を見た瞬間
    僕の口に一度はいったはずのチャーハンが外へ飛び出てしまった。
    やれやれ

    +42

    -0

  • 56. 匿名 2020/05/19(火) 20:31:33 

    胸を震わせながらこのトピを開いた
    そろそろ世も更けて爆笑するにはつらい時間だ
    かといって読むことを止めるだけの確たる理由もなかった
    そう考えながら、サイドテーブルの上にあるレモネードのグラスに手に取りひとくち口にふくんだ

    +23

    -0

  • 57. 匿名 2020/05/19(火) 20:33:03 

    >>50
    シンプルに好き

    +23

    -0

  • 58. 匿名 2020/05/19(火) 20:33:55 

    僕はコメントを残さずにはいられなかった。
    みんなが面白かった。いや、面白すぎたから。
    だが、僕は白状する事がある。
    村上春木を読んだことが無いことを。
    いや、正確には途中で読むのを諦めた事を。

    そして、約束する。近々図書館で借りて読むことを。
    お薦めを教えてくれ。

    +31

    -2

  • 59. 匿名 2020/05/19(火) 20:34:03 

    パスタを茹でながら僕は射精した

    +5

    -0

  • 60. 匿名 2020/05/19(火) 20:34:28 

    >>51
    なんてハードボイルドなんだろう。まるで女の終わりを告げているようだ。
    このまま時間の流れに身を任せるのも自由なのだから。

    +17

    -0

  • 61. 匿名 2020/05/19(火) 20:35:54 

    僕は小泉進次郎と比較されることについては全くもって不快である。
    ほとんどの場合において僕は文章によって怒りの感情を表現しない。
    オーケー、わかってる。僕は冷静だ。
    それでも僕は言うべきことは言わなければならない。
    僕はこの数十年自分の文章だけで生きてきた。
    彼のような世襲議員とは猫の爪とぎと白樺ほど違う。

    あと、そろそろノーベル賞欲しいっす。

    +40

    -0

  • 62. 匿名 2020/05/19(火) 20:36:32 

    テレビでは、コメディアンが短い時間で芸を講して、雛壇に並んだ審査員たちを唸らせるというゲイムが続いていた。無名の芸人にとっては有無のチャンスであろう。
    恐らく何百へんも練習したと思われる彼らのアイデアを見ても、疲れきった自分には乾いた笑いさえ怒らなかった。
    必死に頭を捻った芸にバツを捺される気持ちはどうなんだろう。
    僕は頭を掻き少し震わせながら、ボウルペンで古びたマホガニーのデスクのカウボウン紙をコンと叩いた。

    +24

    -1

  • 63. 匿名 2020/05/19(火) 20:40:01 

    進次郎混じってるの好きw

    +12

    -0

  • 64. 匿名 2020/05/19(火) 20:41:40 

    悪くない。

    +11

    -0

  • 65. 匿名 2020/05/19(火) 20:41:45 

    >>38
    それに気づいたことは奇しくも面白い結果に繋がることだろう。誰しもここを覗いたときには、進次郎が出てくるなんて思いもしなかった。そうだろう?だって彼はセクシー大臣であり、村上春樹はセクシー大臣ではないのだから。

    +24

    -0

  • 66. 匿名 2020/05/19(火) 20:42:36 

    >>41
    いったい何年ぶりだろうか。懐かしい顔を見かけた。もはやクールビズなんて言葉は当たり前になり、それを広めた女史は東京都知事を務めている。君は覚えているだろうか。彼は半袖スーツなるものを積極的に着ていた。
    あの時代の世間の冷たさには目を見張るものがあったことを覚えている。確かに美しくはなかったから仕方のない事なのかもしれないが。
    そんな事を思い出しながら我が家のウォークインクローゼットから半袖スーツを取り出し着てみた。身体が入らない。やれやれ。変わったのは世間だけではなく、僕自身だったのか。

    +34

    -0

  • 67. 匿名 2020/05/19(火) 20:43:52 

    ソーシャルディスタンス。馴染みのない言葉を一人つぶやいてみる。やれやれ、何て時代になってしまったのだ。いや、考え方を変えればいい。いきなり連絡をくれなくなったあの子も、ただソーシャルディスタンスをとっているだけなのだ。そう思えはこれらのこともそう悪くはない。ただ問題なのは、皆が皆、必ず僕とソーシャルディスタンスというものをしっかりととりたがるということなのだ。

    +36

    -0

  • 68. 匿名 2020/05/19(火) 20:44:57 

    >>58
    僕は不思議に思う。なぜ読んだことがないと言うのに、僕の文章の雰囲気がわかるのか。話をするために少しつまむものを作ってくるから、リビングで待っていてくれ。レコードをかけても構わない。あるいは本棚から好きなものを読んでいてくれてもいい。おすすめは1Q84、もしくは騎士団長殺しだ。

    +30

    -0

  • 69. 匿名 2020/05/19(火) 20:45:36 

    >>41
    はたはた迷惑なはなしだ...
    やれやれ

    +6

    -1

  • 70. 匿名 2020/05/19(火) 20:45:57 

    >>65
    ただ、僕らは重大な事実を忘れている。
    ハルキは読んだことが無いのにどうして僕はハルキ語を話せるのか?
    それを教えてくれたのが彼だった。あるいは、彼のセクシーさだったのだろう。

    +24

    -0

  • 71. 匿名 2020/05/19(火) 20:46:18 

    「私は鳥になりたい」
    せつない表情をしたガル子は、紫の煙の中で、そう呟いた。
    ー「だって、貴方が悪いのよ。」

    そうだ。僕が全部悪いのである。
    僕はコロナ禍のなか、同僚のガル岡と老舗の特殊入浴施設(ソープランド)で僕の全てを出してきたからだ。

    +0

    -7

  • 72. 匿名 2020/05/19(火) 20:46:51 

    「なぜこんなトピを開いてしまったんだ」
    俯き加減に僕はそう呟いた
    しかし、本当は開く事を望んでいたんではなかったか。
    僕はなぜかそんな気がした。
    希望なんて安っぽい代物はいらない
    僕が欲しいのは「ハルキストの絶望」なんだ

    +9

    -0

  • 73. 匿名 2020/05/19(火) 20:47:36 

    僕は今、出来立てのチンヂャオ・ロースーを摘まみながら、このトピックスを観賞している
    ピリリと甘辛い風味、悪くない出来だ
    たとえそれが「クック・ドゥー中華の素」を野菜と肉に混ぜただけのコンヴィニエンスな料理だとしても
    誰に意義を申し立てる権利があるだろうか?
    誰もが陳健一になれる訳ではないのだ

    +50

    -0

  • 74. 匿名 2020/05/19(火) 20:49:05 

    >>17
    ほんまもんの村上春樹氏みたい

    +16

    -0

  • 75. 匿名 2020/05/19(火) 20:52:14 

    >>68
    雰囲気。フフ。
    そんなもの勘だよ。
    レコードは好きに聞かせて貰うよ。スコッチを飲みながら。
    お薦めをありがとう。
    確か1巻では終わらなかったかな。

    +16

    -1

  • 76. 匿名 2020/05/19(火) 20:52:49 

    >>40
    これ書こうと思ったら先にやられた

    +5

    -0

  • 77. 匿名 2020/05/19(火) 20:53:20 

    サイゼリヤのテイクアウトメニューが充実してると彼女は言った。
    オフィシャルサイトをチェックすると確かに彼女の言ってた事は正しい。
    ミラノ風ドリアは税込み290円だと書いてある。
    「ねぇ」僕は彼女に問いかけた。
    「君はミラノでドリアを食べた事がある?」
    彼女は2週間遅れで配達された新聞の日曜版を熱心に読みながら「あるわけないでしょ。ミラノなんて行ったこともないわ」と答えた。
    「それで今日のディナーの事なんだけど」僕が切り出すと彼女はまるでよく研がれた包丁でセロリを切るように答えた。
    「もちろんサイゼリヤのテイクアウトよ。あなたがコルトレーンのレコードを聴いてる間に予約は済ませたわ。

    コルトレーンが僕に貸しを作ったのは1048回目目だ。

    +60

    -0

  • 78. 匿名 2020/05/19(火) 20:53:44 

    それからゆっくりと射精した
    いや射精しすぎたのかもしれません

    +7

    -0

  • 79. 匿名 2020/05/19(火) 20:56:06 

    この自粛生活というものが僕に与えた心のゆとりは、大学時代にテニスコートの裏に消え去った彼女への思いのように二度と口に出すことはないだろうし、決して言葉にしてはいけないものなのだろう。少なくともこの社会で波風を立てずに生きるには。

    あなたは家にいるべきだ、と言われることが僕に与えた安心感は自粛が明け始めた社会の動きにかき消されていく。

    そう、僕は働きたくはないのだから。

    +19

    -0

  • 80. 匿名 2020/05/19(火) 20:57:39 

    >>77
    雰囲気あるな〜w

    +24

    -0

  • 81. 匿名 2020/05/19(火) 20:59:16 

    あるいは僕は、テレワークというものを軽く考えすぎていたのかもしれない。僕は雪の日の猫のようにただリビングでうずくまっていた。
    「ねえ、家事を手伝いなさいよ」そう彼女は言った。やれやれ。僕は伸びをした。「あなたって、本当に何も分かってないのね」そうかもしれない。
    とりあえずキッチンへ行き、春の山のように積み上げられたどん兵衛の中から僕の手にふれた一つのどん兵衛を、そっと引き抜いた。 

    +25

    -0

  • 82. 匿名 2020/05/19(火) 20:59:46 

    >>80
    うん、続きが読みたいね

    +14

    -0

  • 83. 匿名 2020/05/19(火) 20:59:57 

    >>1承認など……どちらかというよりどうでもいいんだ。

    そんなことより鷹の爪が爪に挟まってアルデンテでは、いられない……やれやれ

    彼女は、そんなことはどうでもいいという風に壊れたラジオのように繰り返されるコロナの騒動を飽きもせず画面で追っている……

    こうなってしまった景色を人間が見慣れないだけで自然は、こんな人間の動揺なんて気にも留めずに何だか嬉しそうなんだ……人間に愛でられなくても植物は、ダンス・ダンス・ダンス

    僕は、僕らは、そんな今(現在)をもっと楽しんでもいいんじゃないか?ただ単に僕は、そう思う。

    +18

    -1

  • 84. 匿名 2020/05/19(火) 21:00:06 

    >>78
    実にセクシーだ。
    いや、セクシー過ぎるのかもしれない。

    +12

    -1

  • 85. 匿名 2020/05/19(火) 21:04:18 

    「本当に、本当に恥ずかしい事よ。間違ったことだわ」
    ユキは疑いようもなく取り乱していた。
    「こんな時に国会議員がセクシーキャバクラに行くなんて…」
    僕はユキにどのような言葉をかければいいのかわからなかった。
    「だいたいなんなんなのよ」ユキは続けざまにこう言った「セクシーキャバクラって何をするお店なの?」
    僕は残された選択肢は沈黙だけだった。
    僕もまたセクシーキャバクラの常連だったからだ。

    +11

    -1

  • 86. 匿名 2020/05/19(火) 21:04:19 

    僕はここのところずっと忙しく、騎士団長殺しを読む時間がなかなか取れなかった。自粛生活でようやく読むことができて思い出したのだ。いつも最後が近づくにつれて読み終わりたくないと思っていた気持ちを。それでも結局は惜しみながら最後のページを閉じることになったのだけれど

    +8

    -0

  • 87. 匿名 2020/05/19(火) 21:04:19 

    >>42
    ありがとう。
    私があなたに求めていることはたったひとつ。
    あなたにはこのトピのことを覚えていてほしいの。あなたさえこのトピを覚えていてくれれば、ほかのすべてのトピ忘れたってかまわない。

    +18

    -0

  • 88. 匿名 2020/05/19(火) 21:04:40 

    いつ文学賞とるんだよ。

    やれやれ


    僕は射精した

    +7

    -1

  • 89. 匿名 2020/05/19(火) 21:06:43 

    前にこのトピックを訪れたのは、確か夏だった。冷たいビールのグラスに指の後が残るような、あるいは冬、夜中にサンドイッチを作るために冷蔵庫からハムと胡瓜を取り出した時だ。
    決して忘れている訳ではなく、曖昧な記憶と共に他愛ない会話をした僕と君は、こうしてまた巡り会えたことに感謝している。

    +16

    -0

  • 90. 匿名 2020/05/19(火) 21:07:25 

    「あなたたちに、望むことは、たった、ひとつよ」
    ユリコは言った
    「ステイ・ホーム」
    その途切れがちな言葉は、彼女のリバティ・プリントの可憐なマスクを突き抜け、人々の消えた東京の街並みに吸い込まれていった

    +49

    -0

  • 91. 匿名 2020/05/19(火) 21:07:38 

    僕は気がついてしまった。
    みんなのコメントが誰かの話し方に似ていることを。
    小泉進次郎進か。いや。彼の事はガル民が散々言っている。
    彼ではない誰かの話し方にも似ているのだ。
    僕は時計が一周回る間考え続けた。
    そして、雲の間から光が差し込んだ。
    ぺこぱの松陰寺にも言い回しが似ているのだ。
    もしもこのコメントがマイナスだらけなら、時を戻そう。

    +33

    -0

  • 92. 匿名 2020/05/19(火) 21:11:54 

    皆んな射精し過ぎて腹痛いwww

    +16

    -1

  • 93. 匿名 2020/05/19(火) 21:17:35 

    >>19

    旦那という男‼️
    勿体ぶりすぎ(^ ^)

    +23

    -0

  • 94. 匿名 2020/05/19(火) 21:17:49 

    >>84
    >>78

    村上春樹。
    いやジャンポケ斎藤かもしれません。

    +6

    -0

  • 95. 匿名 2020/05/19(火) 21:24:22 

    なあ、ねずみ。この世界を見てみなよ。いま、君がこの世界でバーを続けていたとしたら持続化給付金、あるいは休業協力金は申請するのか?
    馬鹿らしい、と鼻で笑い飛ばしながらスマートフォンで調べ出すお前が想像できるよ。

    +6

    -0

  • 96. 匿名 2020/05/19(火) 21:25:20 

    大変な事が起きてしまった。僕は明日の朝になる前には消されてしまうかも知れない
    じっとりとした汗が身体を覆い始め、喉の渇きを抑える事が出来ない!
    違うトピへ書き込むなんていう愚かなミスを犯した自分を許す訳には行かない。。
    村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピpart5

    +18

    -0

  • 97. 匿名 2020/05/19(火) 21:27:29 

    ハルキ時々進次郎、さらに時々松陰寺で再生されるコメントがある。

    +7

    -0

  • 98. 匿名 2020/05/19(火) 21:27:59 

    またこうしてハルキに会えたからいい夢が見られそうよ
    ガル子は、そう言って腕の中で眠っている。
    おやすみ、僕はいつでもここで君を待っているから。
    そう告げて僕も眠りに付くよ。やれやれ、この時間はブルーライトが辛い。

    +5

    -0

  • 99. 匿名 2020/05/19(火) 21:28:58 

    >>97
    たまにはそういう勘違いも悪くはないだろう。

    +9

    -0

  • 100. 匿名 2020/05/19(火) 21:29:57 

    >>96

    我々と事の顛末を見届けよう。
    トピのタイトルを教えてはくれないか。

    +9

    -0

  • 101. 匿名 2020/05/19(火) 21:31:52 

    「たまらないわ」と彼女は言った。「この部屋は湿度が高すぎるのよ」
    「部屋干しをしたんだ。君のシャツがずいぶんたまっていたからね」僕はすっかり冷たくなった讃岐うどんにスダチを絞りながら答えた。

    +18

    -0

  • 102. 匿名 2020/05/19(火) 21:36:10 

    >>100
    お金持ちで浮気をしない男性を見分ける方法は?
    というトピだ……
    僕にはもうそこへ行ける勇気すら湧かない
    100さん、、君の瞳で見つめてきて欲しい

    +21

    -0

  • 103. 匿名 2020/05/19(火) 21:39:47 

    夏場にマスクをすることがエチケットになるなんて、僕がクーラーのない蒸し暑い部屋の中で、人より少しばかり大きい目を持つ女の子と1日中セックスをしていた学生時代には考えもつかないことだった。
    あの時代の非常識が今の時代の常識になる。
    僕も歳を取る。
    歳をとりたくなければどこかのビルから飛び降りるしか方法はない。今のところその予定は僕にはない。

    +27

    -0

  • 104. 匿名 2020/05/19(火) 21:46:54 

    「春樹風だなんて。そんな風に書いた覚えはないわ。それに第一、春樹風って何?」

    彼女は僕の目を下から覗き込むようにして言った。

    「僕にわかる訳ないじゃないか。僕に分かるのは、せいぜいパスタのゆで具合くらいのものさ」

    僕は自分の煙草がなくなったので、彼女のはっか煙草に火を点けながら言った。

    「あなたって、本当に何もわかっていないのね」


    +30

    -0

  • 105. 匿名 2020/05/19(火) 21:47:50 

    >>102

    >>100だ。
    君が思う程、状況は悪くない。
    皆議論に夢中で物の見事にスルーされている。

    やれやれ、そっとプラスボタンをタップした。

    +23

    -0

  • 106. 匿名 2020/05/19(火) 21:49:37 

    コロナ自粛でパートのシフトが無くなってしまった為に、僕は彼と長い時間を共有する事になった。彼は遊びたい時には背後から「ちょん」と私を叩くとダッシュで逃げていく。それが追いかけっこの合図だ。私は彼を喜ばせる為に時には追いかけ、時には見失った振りをする。すると彼は得意げな顔をして背後からまた私を襲うのだ。
    やれやれ、今度はお風呂に入っただけで姿が見えないと鳴いている。
    こんな毎日を過ごしていて僕は仕事に戻れるのだろうか?

    +25

    -0

  • 107. 匿名 2020/05/19(火) 21:53:32 

    君は新型コロナウイルスに感染しているかもしれないし、していないかもしれない
    でもそんなことは正直どうだっていいんだ、完璧なPCR検査などといったものは存在しない、完璧な絶望など存在しないようにね
    人間は2種類に分けられる、つまり、コロナに感染している人間と、そうでない人間だ

    +27

    -0

  • 108. 匿名 2020/05/19(火) 21:54:00 

    >>105
    友情が芽生えてるのとトピ名のカオスさに爆笑させてもらった

    +21

    -0

  • 109. 匿名 2020/05/19(火) 21:56:50 

    >>1
    上手い!!

    +12

    -0

  • 110. 匿名 2020/05/19(火) 21:57:04 

    やれやれ、多すぎない?!
    そんなに村上さんはやれやれなの?

    +6

    -0

  • 111. 匿名 2020/05/19(火) 21:59:06 

    >>27
    名言だ(笑)
    名言なのにうんこ😂

    +21

    -0

  • 112. 匿名 2020/05/19(火) 22:00:55 

    ここを覗いていると、時を戻そうの人はハルキストなのか?とふと思った

    +9

    -0

  • 113. 匿名 2020/05/19(火) 22:10:00 

    やれやれ、このトピに参加したいがために、村上春樹を読もうかと考えるなんてね。

    +26

    -0

  • 114. 匿名 2020/05/19(火) 22:10:39 

    この中に村上春樹本人が絶対いるだろwwwwwwww

    +14

    -0

  • 115. 匿名 2020/05/19(火) 22:12:39 

    >>96
    ワロタ

    +8

    -0

  • 116. 匿名 2020/05/19(火) 22:15:21 

    >>23
    >>52

    うん、じゃあ話そうかな、と僕は話し始めた。
    ティーカップを持ち上げた彼女はじっと僕を見つめた。僕のアイスティーは汗をかいていた。

    「このトピックには本物と間違えるようなハルキストがたくさんいる。信じられるかい?ハルキストがたくさんいるってこと」

    彼女はティーカップを置いて言う。
    「くだらない。誰だって知ってることじゃない」

    僕は急いでアイスティーで唇を潤し、読書が苦手なことは飲み込んだ。ハルキストぶってる僕はまだ2冊しか読んだことがないのだ。
    彼女の切れ長の目を見ることが出来なかった。

    +23

    -0

  • 117. 匿名 2020/05/19(火) 22:16:46 

    >>114
    ここでは誰もがハルキであり誰もが村上春樹なのさ。ただ一つだけ言いたいことがあるとすればここには村上龍はいない。
    どうしてるんだ?龍は。
    誰か龍を知らない?彼女が僕の代わりに尋ねた。
    わたし、彼のトパーズが好きだったのに。コインロッカーベイビーズは?

    +15

    -1

  • 118. 匿名 2020/05/19(火) 22:18:12 

    >>105
    ありがとう。。僕の中で君と出会えた事は暗闇に光る1つの希望そのものだった。感謝している。このガルちゃんをもって
    君に対しては敬意を払わずにはいられない。

    +21

    -0

  • 119. 匿名 2020/05/19(火) 22:20:27 

    >>50
    オーケーじゃねぇよ爆笑wwww

    +18

    -0

  • 120. 匿名 2020/05/19(火) 22:22:43 

    皆さん読書家ですね!
    読んだことはあってもどんな口調だったか覚えていません。

    +8

    -0

  • 121. 匿名 2020/05/19(火) 22:32:29 

    やれやれまた僕の話をしているようだ
    僕はまるで冬の海のように静かに息を整え
    お気に入りのバート・バカラックのレコードの針をそっと下ろした
    相棒はホットウイスキーだ
    今日は初夏のような暑さだけれど今の僕にはよくあっている
    洗濯が済んだら夕食の買い物をしにスーパーへ行こう
    今日はパスタを茹でて簡単なサラダを作ろう

    +13

    -0

  • 122. 匿名 2020/05/19(火) 22:34:38 

    そんなにしょっちゅうではないけれど、がるちゃんに何かちょっと書き込もうかな、という時がありますよね。
    しかし人の悪口を書かないようにすると、これが意外と難しい。
    「じゃあ書かなければいいじゃない」と言われそうだけどそういう訳にもいかない。
    でもあえて書いてしまうけれど、最近のがるちゃんはいまひとつ面白味に欠けると思いませんか?困ったもんだ。
    それはそうとして、僕は自分の思ったことを書く。ある程度鈍感じゃないとがる民なんてやってられないですからね。

    +10

    -2

  • 123. 匿名 2020/05/19(火) 22:35:19 

    みんな凄い!
    これは村上春樹をリスペクトしてるのか
    ディスッてるのかわからない!
    いずれにせよ皆が村上春樹作品を熟読しているって
    ことですね。
    明日は空から魚が降ってきますか?

    +24

    -0

  • 124. 匿名 2020/05/19(火) 22:40:20 

    >>112
    なぜハルキストじゃないとわかったのか。
    君に分かるはずがない、なぜなら君は僕じゃないんだから。
    でも、正解だ。
    エセハルキストだ。
    ごめん。

    +7

    -1

  • 125. 匿名 2020/05/19(火) 22:40:29 

    >>123
    いずれにせよみんなが僕を意識しているのはわかってるさ
    そう、それはまるで生まれ持った性能であるとか才能であるとか
    そういった類のものだ
    僕にも世の中の仕組みってやつはいまだによくわかっちゃいないんだ
    明日空から魚が降るかって?
    さあ、それは僕にもわからない
    降るかもしれないし降らないかもしれない
    明日になればわかることで今の僕にはそれは大した問題じゃない
    君はきっとええ、それはそうねって言うだろうけど
    今の僕にはきっと理解できないのさ、理解したくもないしね

    +14

    -0

  • 126. 匿名 2020/05/19(火) 22:50:21 

    >>121
    あなたって時間と気候が別の世界なのね。もしや、あの時に私達は別々の場所を選らんでしまったのかもね。私はA列車で行こうを聴いていたはずなのに、あなたはムーンライトセレナーデが聴こえるのね。

    +10

    -0

  • 127. 匿名 2020/05/19(火) 22:56:40 

    今日も疲れたわ。忙しいのよ、仕事が・・・彼女はソファーに静かに沈み込みながらそう呟いた。
    僕は彼女のためにサンドウィッチを作った。そう、分厚いハムがはさまってるやつさ。彼女はきっと喜ぶだろう。
    お皿に無造作に乗せたサンドウィッチを彼女に差し出した。
    あぁ・・あなたの得意な分厚いハムのサンドウィッチね・・・ごめんなさい気分じゃないわ・・・

    僕は静かにビールを喉に流し込み長い溜め息をついた。やれやれ、彼女は僕には難解過ぎる・・・

    でも、誰も悪くない。分厚いハムのサンドウィッチにだって罪はない。

    そう、彼女の仕事が忙しすぎるんだ。僕は再びビールを喉に流し込んだ。やれやれ・・・と溜め息と共に・・・

    そして、この騒動がオサマル日について考えた。その頃には彼女の疲れもマシになっているだろう。

    +15

    -1

  • 128. 匿名 2020/05/19(火) 23:04:28 

    コロナの風に吹かれることが、いま僕にできる唯一の救いであり、同時に絶望でもあった。
    彼女はそんな僕にはお構いなしに、画面の中からしきりに呼びかける。ステイ・ホーム。
    僕はグラスに残った褐色の液体をひと息に飲み干し、黄色いレイン・コートに袖を通した。
    外はまるで観客を失ったスタジアムのようだ。
    やれやれ。
    規則正しくキャベツを刻むように。
    あるいは、
    叩きつける雨を振り切るように
    僕は僕という暗闇を打ち砕いた。
    古い地図の断片はすでに役割を終え、再び目的地に僕を運ぶことはしない。
    ただ、考えるのを止めさえすればよかったのだ。
    クラクションが盛大なファンファーレのように鳴り響いた。

    +20

    -0

  • 129. 匿名 2020/05/19(火) 23:12:38 

    >>116ハルキキタ━(゚∀゚)━!ありがとう。楽しませて貰いました。
    そんな私は私カフカしか読んだことないです。

    +10

    -0

  • 130. 匿名 2020/05/19(火) 23:12:52 

    >>51
    どちらかと言えば春樹より龍っぽい。

    +6

    -0

  • 131. 匿名 2020/05/19(火) 23:25:12 

    「アルデンテとか、鷹の爪って重要なの?」
    彼女は艶のあるロングストレートの髪を耳にかけながら呟いた。
    「そりゃ重要に決まってるさ」
    もしかしたら彼女の髪が鍋に入ってしまったかもしれない。
    僕は彼女の機嫌を損ねない距離に立ち、鍋に入れる塩を差し出した。
    彼女は塩をぎゅっとつまみ、くるくると輪を描くように塩を鍋に入れた。
    「前に付き合ってた男の子が言うのよ。鷹の爪が入ってないぐにゃぐにゃな麺なんてパスタじゃあないよ、君はどうかしてるって」彼女は面倒くさそうに鍋にパスタを放り投げた。

    「そりゃ言うさ。ペペロンチーノは鷹の爪が入ってるからペペロンチーノだってみんな言うさ」

    僕は心配になり伸びをして鍋をのぞきこんだ。

    「鷹の爪だろうが猪の爪だろうが無くたっていいのよ、そんなのは。アタシが茹でたら最高のパスタになるよっていう男の子が世界にいるはずよ」

    彼女はいまいましそうに、ちっと舌打ちをしてコンロの火で煙草をつけ、そっぽを向きため息をついた。
    僕は古びたフライパンや角の輸入雑貨屋で買ったオリーブオイルを出して、鷹の爪を切り始めた。
    「そうだな。たぶんいるよ。」
    僕は爆発寸前の彼女の地雷をよけながら、彼女に気に入られないように慎重に答えた。

    「そんな人。その人近くにいると思う?」

    彼女ははっとして瞳を見開き、僕のかおを見上げた。「たぶんね...」僕は目をそらして昔別れた女の子の事を思った。
    僕はこの面倒くさい女の子じゃなくて、次からは自分でパスタを茹でようと決心した。

    +17

    -1

  • 132. 匿名 2020/05/19(火) 23:44:40 

    僕はパンをトーストし、ポテト・サラダを作りながら考えた。なぜだろう、僕の書く小説の舞台はいつも、昭和。
    時代は令和だというのに、スマホも出てこない。そう、過去の自分の経験を元に書かれているのだ。まるで止まったままの鳩時計のように。

    +9

    -0

  • 133. 匿名 2020/05/20(水) 00:14:27 

    僕はマスクの着け過ぎで痛む右耳の後ろをカリカリと掻きながら、2020年の失われた春-あるいは夏-について考えてみた。今頃半蔵門線永田町駅の下でハラグロ達が膨大な辻褄合わせの相談に明け暮れている事だろう。
    「その通り」とでも言うように、彼女の膝の上で黒猫が短く鳴いた。

    +8

    -0

  • 134. 匿名 2020/05/20(水) 00:21:00 

    >>117
    「それに、ニューヨークシティマラソンと限りなく透明に近いブルー、だったかな。龍なら今頃は、あのバストの大きな女優とテレビで経済を話してるさ。」

    +8

    -0

  • 135. 匿名 2020/05/20(水) 00:30:28 

    >>107
    今日、PCR検査で陰性でも明後日は陽性かもしれない。僕や君がコロナにかかってるかどうかなんて誰にも分かりっこないんだ。ただ分かっているのは、今日のランチに食べた麻婆豆腐が辛すぎたということだけだ。

    +8

    -0

  • 136. 匿名 2020/05/20(水) 00:58:27 

    >>135
    君がレトルトで麻婆豆腐を作ろうとしている事実について、僕は何も興味を持っていないし、何かを言う権利もない
    勝手に丸美屋にすればいいし、CookDoがよければそうすればいい、君がどうしようと自由だ、悪くない
    完璧な麻婆豆腐といったものは存在しないんだ、完璧な麻婆茄子が存在しないようにね
    やれやれ
    僕は王将に着いた

    +23

    -0

  • 137. 匿名 2020/05/20(水) 01:56:02 

    望むと望まざるとに関わらず、僕の腹はどうしようもなく空いてしまう。
    ねえ直子。こんな夜更けにパスタを茹でて食べようとする僕を、君は愚かだと笑うだろうか。

    +7

    -0

  • 138. 匿名 2020/05/20(水) 02:20:59 

    「ナッツをつまみ、パスタを茹で、ウイスキーを飲んでジャズを聴いていれば誰でもハルキになれるのではないかしら?」
    緑は挑戦的な目で僕を見て言った。
    「それだけじゃハルキとは言えないな」
    やれやれ。ハルキについて語るのはあまり気が進まないのだけれど、今ここで話すのはごく自然ななりゆきに思えた。
    「無職になったり友達に嫌われたりセックスしたりホットケーキにコーラをかけたりしなければハルキとは言いがたい」
    「ホットケーキにコーラ? なんのことかしら」
    「ハルキのデビュー作『風の歌を聴け』の主人公の好物だよ。ホットケーキを深い皿に何枚か重ねてコーラをひと瓶注ぐのが大好物なのさ。ウイスキーだのナッツだのっていうのはハルキの本質じゃないんだ。ハルキはもっと複雑なんだ。もし君がハルキになりたかったら、ホットケーキにコーラをかけて食べてみるべきなんだよ」

    +11

    -1

  • 139. 匿名 2020/05/20(水) 03:31:18 

    今日もパスタ。明日もパスタ。やれやれ。

    +5

    -0

  • 140. 匿名 2020/05/20(水) 04:36:05 

    >>1
    やれやれ。
    僕は自粛した。

    +9

    -0

  • 141. 匿名 2020/05/20(水) 06:04:42 

    ソーシャルディスタンス・タンス・タンス、オーケー

    +6

    -0

  • 142. 匿名 2020/05/20(水) 06:23:45 

    あなたは家にいるべき。そう、今はね。と彼女は美しい耳を僕の方へ向けながら言った。

    +6

    -0

  • 143. 匿名 2020/05/20(水) 07:18:04 

    なぜこう揃いも揃ってハルキ以上にハルキのような文章が書けるのか。それは君がハルキをハルキ以上に愛しているからに他ならない。
    ハルキを読んだことがない?それは勘違いだ。いや思い込みと言っても良い。君の中に確かにハルキは存在しているんだ。
    かく言う僕もハルキはさほど読んだことはない。

    +15

    -1

  • 144. 匿名 2020/05/20(水) 07:34:09 

    >>139
    心外だな、僕が世の中全てのパスタを買い占めたとでもいいたいのだろうか?

    +8

    -0

  • 145. 匿名 2020/05/20(水) 10:32:12 

    >>138
    なるほどね。僕はエセハルキだから彼にそんなアバンギャルドな嗜好があるとは思いもよらない。だが、これは本当にハルキストの意見なんだろうか?
    最近のニュースはフェイクが入り雑じるし、いちいち彼のデビュー作のネタバレを読んだりするほどに僕には興味がないらしい。
    それはまるで、掛かってもいない病気の特効薬を毎日服用してるというのと同じくらいにナンセンスな判断だろう。
    それより、ブランチのメニューを考えながらラジオの周波数を選んだ方がずっと気楽で僕らしくいられる。
    でも、君の言い分は僕のブランチにパンケーキとコーラを用意させようとしているのは確かだ。

    +5

    -0

  • 146. 匿名 2020/05/20(水) 13:59:16 

    昨夜の賑わいが嘘のように僕には孤独だけが残った。
    パレード・エンド。さて、ミヤネ屋でも見るか。
    遅めのランチは野沢菜とシラスのチャーハンで王将のメニューにはない。

    +6

    -1

  • 147. 匿名 2020/05/20(水) 16:38:32 

    どうやら自粛中に気が緩んでしまい
    朝からパスタを茹でて食べる様になり
    太ってしまったようだ、やれやれ

    +6

    -1

  • 148. 匿名 2020/05/20(水) 17:24:02 

    気の緩み、しかしそれはリラックスと翻訳してもいいだろう?
    そんなことを、ユリコに伝えたえたら笑われるかな。
    「だからハルキは、甘いっていうのよ」

    +3

    -0

  • 150. 匿名 2020/05/20(水) 19:47:19 

    >>149
    ここのトピックでは、他の作家が連発するワードも対象に上がっていたな。
    「どうやら」も数えればかなりの数になるような気がする。
    そして、ハルキ語録に強いハルキ読まずの人達はカポーティーやサリンジャーやケルアックの読書体験があるように思う。
    そんなことを、ぼんやり考えてみた。

    +7

    -0

  • 151. 匿名 2020/05/20(水) 22:19:57 

    「セックスが人生の主要な命題であることは認めるわ。でもこの小説にはいささか余分な性的描写が多すぎるように思う。」
    彼女は読みかけの本を閉じ言った。
    「いささか」
    僕は言った。
    「オーケー、僕はハルキは読まないんだ。けれどもし君さえ良ければ、今からその命題を試してみる価値はあると思う。」
    「まさか、今からするつもり?今昼の2時よ?」
    「もちろん」
    僕は答えた。
    「今や時間なんて概念は失われたんだ。コロナで平凡な日常が消え失せたようにね」
    「やれやれ」
    彼女は諦めたようにスカートのチャックを下ろした。

    +4

    -0

  • 152. 匿名 2020/05/20(水) 22:33:41 

    >>151
    それと同時刻、僕はミヤネ屋にうんざりしながら、野沢菜とシラスのチャーハンをスプーンで掬っていた。ドリンクは今年初めて飲む麦茶だった。
    気象予報士の天気図の解説に突っ込みながら後悔していた。
    やれやれ、まだ麦茶には早すぎたようだ。

    +3

    -0

  • 153. 匿名 2020/05/21(木) 00:26:41 

    「こんなに人が少ないトピだったかしら?」
    彼女は本当に分からないというような顔で僕に話しかけた。ビールを嗜んでいた僕は思考がおぼつかないまま答えた。
    「それはそんなに大事なことかい?それとも、僕にハルキストになれって言ってるの?」
    彼女の目に失望の文字が見えたが、僕は無視して続けた。
    「僕がハルキストになるためには、君はパスタを茹でるべきだし、出来ればジャズの準備もお願いしたいね。」
    彼女少し考えたあと、口を開く。
    「アルデンテにする?」

    +10

    -0

  • 154. 匿名 2020/05/21(木) 09:35:27 

    >>153
    確かに。君の提案は素晴らしい。
    僕の正直、リタイアしようとしていた心を見透かされた気がしたよ。
    パスタやアルデンテは多分Vと呼ばれる音楽家とギャと呼ばれる追っかけのファンの女の子たちが言う「丘」や「雪」または「逢いたくて震える」と同じくらいに欠かせない僕らのアイテムなんだ。これを駆使して対話することほど大切な意義はないし、それは指揮者の不在のビッグバンドの音楽に酔いしれるような甘美なコミュニケーションなのかもしれない。あるいは。

    +5

    -0

  • 155. 匿名 2020/05/21(木) 10:17:40 

    やれやれ。

    +2

    -0

  • 156. 匿名 2020/05/21(木) 13:23:13 

    ハルキストと自称する女の子と話をすると大概こう言う。
    ストーリーを楽しむのは小説で文学は文章を楽しむもの。村上春樹は文学だからその文章に身を任せて最後のページにたどり着くまでを楽しめるかどうかだと。
    ハルキストを否定しながら男はこう語った。
    僕は熱心なファンではないけれど文学の研究の一環として読んでいるよ。登場人物たちは皆、シャイでナイーブでアルコールの力でベッドインしなければ上手に話が出来ないようなタイプだから性に関する描写が多いけれど時代的なものもあるよね。その頃は濡れ場の無い映画の企画はプロデューサーからオッケーが出なかったのと同じさ。
    だからといって、これらがハルキの全てとは言えない。
    やはり、パスタとサンドイッチ以上にやれやれ以上に彼のオリジナリティを語っていないように思える僕は失敬な奴だろうか?

    +3

    -1

  • 157. 匿名 2020/05/27(水) 22:08:58 

    ちょっとしたゲームを思い付いたんだ。もし、ここでもう一度君に会えるなら、今度こそ、会いに行こう。
    その為の支度をするつもりだよ。
    期限はある。僕は遇えない方に賭けてみる。
    君にとって大事なレコードのジャケットに映るスーツ姿のシンガーの帽子を賭けてくれるなら、僕はレコードの針にダイアモンドと星を1つネックレスにして差し出すつもりだ。

    +2

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