「BLEACH」好きな方

[1. 匿名]

私は少年ジャンプの漫画の中で一番BLEACHが好きです！
絵のタッチや雰囲気、キャラクターのカッコ良さはピカイチだと思います！
ちなみに一番のお気に入りキャラは恋次です。死神代行消失編での成長には感動しました。

BLEACHファンの皆さん、好きなシーン、エピソード、キャラなどについて
楽しくお話しませんか？

出典：images.ciatr.jp

[2. 匿名]

終わり方納得いかないけど！
全巻持ってる

[3. 匿名]

続編出て欲しい

[4. 匿名]

卍解

[5. 匿名]

ホロウ

[6. 匿名]

ミュージカルにこれの伏線を仕込むのはずるいと思った
しかも原作者作詞とかいう特典

出典：images-na.ssl-images-amazon.com

[7. 匿名]

月牙転生

[8. 匿名]

夜一さんに憧れます

[9. 匿名]

涅マユリ好きだよ‪w‪w憎たらしいけど憎めない。正統派で言うと市丸ギンカッコイイと思います

[10. 匿名]

世界一オサレな漫画

[11. 匿名]

チャドの霊圧が...消えた...？

[12. 匿名]

続編やらないくせに結婚出産エンドにした意味がわからない

[13. 匿名]

ベタだけど囚われたルキアを助ける一護に惚れた

出典：pbs.twimg.com

[14. 匿名]

剣八と卯ノ花さんの関係が好きだ！

[15. 匿名]

浮竹隊長が好き過ぎて最終巻のコミックを読めずにいます。
浮竹さんのあれは受け入れられないので現実逃避です

[17. 匿名]

13キロや（13キロではない）

[18. 匿名]

涅マユリが好きです。
藍染惣右介も好き。

[19. 匿名]

やちると更木剣八が好きすぎる…

[20. 匿名]

冬獅郎だいすき

[21. 匿名]

見上げた夜空の星たちの光～♪

[22. 匿名]

やっぱりルキアが好き

[23. 匿名]

>>16
むしろ「やっとか」と
連載終わって3年も過ぎてるんだよ

[24. 匿名]

藍染の卍解が気になって夜も眠れない

[25. 匿名]

なんだかんだ
涅マユリ 結構好きw

[26. 匿名]

>>16
そんな言い方しないの。
鬼滅がモンスター漫画なだけ。

[27. 匿名]

空鶴がすっごく好きだったんだけど大して活躍しないまま終わった
あんな重要キャラみたいな感じで登場したのに

[28. 匿名]

「チョコラテ・イングレスか」

こんなにカッコいいダルマさんが転んだを私は聴いたことないや

[29. 匿名]

一護がアスタリスク歌ってるのがYouTubeにあるんだけど聞いたことある人いる？

https://www.youtube.com/playlist?list=RDv2p2yIcM5LI

[30. 匿名]

僕はついていけるだろうか
君のいない世界のスピードに

[31. 匿名]

花太郎だね！

[32. 匿名]

>>29
ブリコンの音源でしょ

出典：m.media-amazon.com

[33. 匿名]

個人的に、織姫があまり好きになれない

[34. 匿名]

最終章の残り10話くらいからの無理矢理終わらせた感が半端ないよ
もっと最後の最後は、丁寧に描いて欲しかったわ
週刊連載で追ってたけど、急に口髭鼻毛野郎が「残り◯◯週」って、一枚絵のイラストで言い出したからさ

[35. 匿名]

>>16
鬼滅信者と進撃信者ってやたらと他の漫画目の敵にするよね

[36. 匿名]

>>13
これみるとやっぱりルキアとくっついて欲しかったと思う

[37. 匿名]

鬼滅は世界一面白いからね
ブリーチはオワコン

[38. 匿名]

浦原さんの色気にやられたw

[39. 匿名]

だいたい後出しで卍解した方が勝利しがち

[40. 匿名]

一護は、負けがち

[41. 匿名]

遅れました、トピ主ですー！
目を離した隙に採用されていました、とっても嬉しいです！
個人的にお気に入りのシーンはこちらです

出典：festy.jp

[42. 匿名]

声に出して言いたいキャラ名
「グリムジョー・ジャガージャック」

[43. 匿名]

実は巨大キャラが定期的に出てくる

[44. 匿名]

久保帯人にありがちなことスレがすごく好きだったわ

[45. 匿名]

愛染倒して、ちょっと端折って、いきなり千年血戦編に突入すれば、もっと名作で終われた気がする

[46. 匿名]

アニメBLEACHの主題歌はアクアタイムズが担当しがち

[47. 匿名]

卯ノ花さんの正体にびっくりした
あとは恒例のオサレネームのオンパレードだよね

[48. 匿名]

憧れは理解から最も遠い感情だよ
あまり強い言葉を使うなよ、弱く見えるぞ

[49. 匿名]

藍染ってかなりの極悪人なのに
クインシー篇では藍染は実はいいやつで
一護を強くするために悪い事をしたと聞いたけど
設定が無理矢理だ。

[50. 匿名]

出典：obs.line-scdn.net

[51. 匿名]

この十刃の会議シーンと、それを動画に落とし込んだOP（アフターダークのサビ）のセンスが飛び抜けてた

[52. 匿名]

命をかりとる形をしているだろう？

[53. 匿名]

修兵が好きです！！

[54. 匿名]

>>16
鬼滅ファンはほんとにウザいからなぁ

[55. 匿名]

白哉「この千本の刃の葬列が一度に貴様を襲う事は無い」
　　　　↓
　　「一咬千刃花！」

[56. 匿名]

OPの曲がどれも最高過ぎる

[57. 匿名]

零番隊、出し惜しみしてる割にはあっさり負けてたのがもったいなかった

[58. 匿名]

実写映画？そ、そんなものは知らんな（震え声）

[59. 匿名]

>>36
原作者は遅くともアニメ開始当時から織姫がヒロインと言い切ってたし
海外のアニメイベントでも言ってるし
ルキアとの結末が絶対にありえないから一護の声優がこういうサービスしたわけだし

Kawaii-Kon 2010: Japanese Seiyuu Panel (Rukia: I love you) - YouTube

sorry this was uploaded so late! this was back in april... wow This is the panel for the japanese voice actors that came to Kawaii Kon this year for the firs...

[60. 匿名]

>>42
バンビエッタ・バスターバイン

[61. 匿名]

作品の完成度もさることながら、作者のセンスがいい意味でも悪い意味でも話題に

[62. 匿名]

人気投票のこの対応は本当によくやったと思った

[63. 匿名]

>>16
特に何も思わない(笑)

[64. 匿名]

久保帯人スレで何かとネタにされがちな場面

出典：livedoor.blogimg.jp

[65. 匿名]

一護と織姫、ルキアと恋次の馴れ初めが見たい。
急にくっついててびっくりした
番外編みたいなのでやらないかな。

[66. 匿名]

イラスト集買って癒されてるくらいに絵柄が本当に好みの漫画！服装もオシャレだしコミックスの最後らへんのキャラ紹介コーナーでキャラクターにテーマソングあるの見て余計に好きになった(笑)

[67. 匿名]

>>20
見た目も声もカッコいいよね

[68. 匿名]

出典：kenny-dfd.com

[69. 匿名]

>>59
ルキアの受けって考えられないんだよね

あくまで相棒、もう一人の主人公みたいな位置って言うか

それより恋次のルキアに対しての苦しいぐらいの思いを知ってたから他の人と、、てのは考えられない

[70. 匿名]

平子真子が好き！
漫画で卍解見たかったなあ…

[71. 匿名]

一護のピークははじめて卍解してびゃくやと戦うとこだったと思う

[72. 匿名]

ひつがやなんか私のスマホで漢字でないよ

[73. 匿名]

夢にまで見たような世界は～♪っていうYUIのOP曲好きだった

[74. 匿名]

>>62
ニセコイの千葉県のYさんなら真っ青だったな

[75. 匿名]

色々ネタにされがちだけどそこも含めて一番好きな漫画

あとマユリって人気だねぇｗあのトリッキーで圧倒的な強さはアニメのオリジナルでも興奮した(笑)

昔の話で平子におはようさんマユリって声かけられた時、よそよそしく黒ツチって呼べよって言ってたの笑った。不器用ってのじゃなくひねくれてるみたいなｗ

[76. 匿名]

>>59
ヒロインと言われてもやっぱり女二番手はルキアだよね…
公式もあまり触れたくないのか織姫との小説やイラストは全然書かれないし
いっそナルトみたく潔くゴリ押せばいいのに、なんかズルい

[77. 匿名]

厨二デビューがブリーチで初恋が日番谷だった
中学の授業中、毎日頭の中で自分オリジナルの「卍解」考えてたなあ...黒歴史や

[78. 匿名]

>>30
ブリーチって名セリフが多いよね！

[79. 匿名]

死神代行消失編以降のアニメ化、私はまだ待ってるんだよなぁ

[80. 匿名]

>>59
それわかるけどさ、だったら一護からも織姫に対するラブ感もっと出せばよかったのにとか思う。それがあれば最後もしっくりくるのに。

[81. 匿名]

>>79
Netflixが流してくれないかなーと期待してる
できれば代行篇からのリブート希望
バウント・天貝他のアニオリ全カットで

[82. 匿名]

全巻持ってます！
ツンツンでデレがイマイチ分からない白夜が好きw

[83. 匿名]

>>80
一護が直接「護る」と宣言したのは織姫だけなんだよね。
コレは個人的にけっこう深いフラグだと思う。

[84. 匿名]

私は嫌いだけど織姫が好きな人いるのかな？

[85. 匿名]

大好き！
市丸ギンから遊佐さんの声のファン。

[86. 匿名]

月に向かって吠えるだけで飛び付く度胸もありゃしねぇ

[87. 匿名]

気がついたら雛森を刺していたシーンの衝撃

[88. 匿名]

>>84
私も織姫だけはどうしても苦手
時々イラッとさせられるｗ

でも人気投票ではそこそこ上位だったから、好きな人は結構いたんだろうね

[89. 匿名]

>>80
織姫ってなんとなく一護の母親に似てる気がした
だから一護が惹かれるというか特別に想う要素はあるのかなーと

でもラストでいきなり結婚してたっていうのも唐突だよね
BLEACHの日常パート好きだから、二人が付き合うまでの経緯とか読んでみたい

[90. 匿名]

ブレソルで結構キャラとかおぼえた！
千年キャラとかも！

[91. 匿名]

セリフと言い回しがいちいち格好つけすぎだし、くどいけど癖になる（笑）
あと、自分から技の解説するのも好き！笑

[92. 匿名]

みろよ…命を刈り取る形してるだろ…？
だっけ？すき。

[93. 匿名]

大好き！全巻持ってる！一人一人の卍解のセリフ全部かっこいい！

[94. 匿名]

>>16
正直なんで鬼滅が売れてるのか分からないわ

[95. 匿名]

>>1

ありがとナス！🍆

[96. 匿名]

剣八がかっこよすぎる

[97. 匿名]

うるるちゃんが地味に好き。

[98. 匿名]

>>6
なん…だと…?

[99. 匿名]

>>51
これ好き

[100. 匿名]

[101. 匿名]

　　

[102. 匿名]

[103. 匿名]

　　

[104. 匿名]

　　　　　　　

[105. 匿名]

　　　　　　　　　　

[106. 匿名]

　
　　　

[107. 匿名]

　　
　　　　

[108. 匿名]

[109. 匿名]

　　　　　

[110. 匿名]

[111. 匿名]

　　　　　　　　　

[112. 匿名]

　　　　　　　　　　　　　　　

[113. 匿名]

　　

[114. 匿名]

恋次とルキアがくっつくのは全然違和感無かったけどなぁ。
恋次は子供の頃から好きだったみたいだし、白哉のところへ養子に行くって話になった時お互い凄く寂しそうで、人見知りが激しいルキアが似たようなタイプのカイエンや一護にはすぐに打ち解けたんだと思うし。

[115. 匿名]

BLEACH大好き。趣味はブレソルです

[116. 匿名]

藍染の黒幕が判明したくらいまでがブリーチのピークだった。それまではめちゃくちゃ面白かった。その後20巻くらいで読むのを辞めた。

[117. 匿名]

絵がとても好みだから読んでみたいと思いつつ未だに読めてない

[118. 匿名]

初期の織姫めっちゃ好きだった

[119. 匿名]

安室奈美恵が紅白虚圏みたいなとこで歌ってたよねw

[120. 匿名]

>>119
これは第3十刃だわww

[121. 匿名]

>>65
ルキアと恋次については小説が出てるよ。

[122. 匿名]

私の中では一護とルキアがくっついたことにしてる

[123. 匿名]

>>6
どゆこと？kwsk

[124. 匿名]

ソウルソサエティ編以外はゴミ

[125. 匿名]

アニメのオープニングとエンディングが凝っててすごい好きだった
ほうき星とかRolling starとか衝撃的だった

[126. 匿名]

>>14
二人の闘うシーン好きだったけど卯の花さんには生きてて欲しかった…

[127. 匿名]

>>19
ずーっと剣ちゃんの肩に乗ってて欲しかったわ
寂しい～

[128. 匿名]

>>102
エロさを感じるのは私だけ？

[129. 匿名]

久保帯人はキャラを生み出すのは天才的
ただストーリー作るのは下手だから脚本家？原作者？は他の人にやってもらったらどうだろう

[130. 匿名]

>>121
そうなんですか！？
教えて頂きありがとうございます！

[131. 匿名]

織姫好きだけどなんであそこまで恨まれるか分からない。最終回のルキアファンの大暴走でルキアは好きだけどルキアファンは苦手になった

[132. 匿名]

織姫嫌いな人ってほとんどルキアと一護のカプヲタのイメージ

[133. 匿名]

零番隊出てきて少しのとこまでは買ってたけど見てられなくなって買うのやめちゃったんだよなぁ。一番好きな京楽さんの卍解どんなのだったんだろ。浮竹死んだらしいのは知ってる、悲しい。

[134. 匿名]

絵は綺麗なのに段々馬面になっていったのが残念だよね

[135. 匿名]

夜一の専属ストーカー

[136. 匿名]

朽木兄妹が好き！

[137. 匿名]

あー実家にコミックス置いてきちゃってる。
また読みたい！！
人生で一番ハマった作品だなー。

[138. 匿名]

十刃が大好きでした。特にスターク。死んじゃったシーンは泣けた。ﾘﾘﾈｯﾄと一緒に復活させて欲しいです！

[139. 匿名]

>>33
何でですか？

[140. 匿名]

>>139
護られポジなのと一護とくっついたからじゃない？

[141. 匿名]

女の嫌う女の条件をことごとく満たしてるからじゃないの？

[142. 匿名]

可愛くて、巨乳で天然だけど頭はよく、機械音痴な一面もある。お笑い好きで面白みもある。空手も初段程度の実力がある。異性に愛される条件を全て満たしてるからかと

[143. 匿名]

何事も進化の過程とは醜いものだよ。あんま有名じゃないらしいけどあいぜんが言ったセリフで一番なるほどと思えた。
後はマユリの科学者にとって完ぺきとはその先がないから、絶望。私は完璧を嫌悪するってのも

[144. 匿名]

「大変有難いお誘いですが、お受けする事はできません」
二番隊隊舎の隊首室で、龍紋寺あかねは二番隊隊長の砕蜂に頭を下げた。
「そうか。やはり隊を移る気にはならんか」
「申し訳ありません」
「斑目がいるからか？」
「いえ、更木隊長がいるからです」
あかねはきっぱりと即答した。
砕蜂は呆れ顔でため息をついた。
「解せぬな。あの粗暴なけだものの何処が良いのだ」
「更木隊長は、享楽に倦んでいた私に新しい景色を見せてくれました。更木隊長の下で戦えないのなら、死神でいる意味がありません」
「フン、馬鹿馬鹿しい。まぁ、上司に心酔する気持ち自体は分からんでもないがな」
「あの、差し出がましいようですが、副隊長の打診でしたら四席の私ではなく一角や弓親さんの方が...」
「今更あの二人に声をかける馬鹿はおらぬわ。これまで散々隊長連中の誘いを袖にしてきた頑固者共だからな」
「.....確かに.....」
「まぁよい。当分はうちの大前田で辛抱するしかあるまい。もう行っていいぞ。明日は特別な仕事なのだろう？」
「はい。明日は更木隊総出の任務なんです」
あかねが目を輝かせた。
「失礼いたします」


「刈谷ちゃん!適当でいいから大至急傷を塞いでくれ!」
斑目一角は四番隊隊舎に駆け込んで、刈谷風花に頼んだ。
「もう!傷口が開くから朝稽古はしちゃ駄目だって言ったじゃないですか!!」
任務で負傷した体で無茶をした一角を、風花が睨んだ。
「明日は大事な出入りだってのに、じっとしてたら体が鈍っちまうだろうが。こんくらいのかすり傷、回道でチャチャッと治してくれよ」
どう考えてもかすり傷とは思えない胸元の傷口からは、血が流れ続けている。
一角の我が儘に風花が青筋を立てて怒鳴ろうとしたその時、
「適当で良いとは聞き捨てなりませんね」
優しく穏やかな声が響いた。
「「卯ノ花隊長!」」
「斑目三席、怪我の治療は私達の大切な職務ですよ。適当で良いから早く治せなどと身勝手な事を言われたら困りますね」
卯ノ花が笑顔で一角の肩を叩いた。
その威圧感に、一気に一角の血の気が引いた。
「.....我が儘を言ってすみませんでした」
「斑目三席、今日は絶対安静ですよ。明日は大切な任務なのでしょう?」
「はい」
「刈谷さん、しっかりと治して差し上げなさい」
「はい、卯ノ花隊長!」
診察室を出た卯ノ花は、クスリと小さく笑った。
「懐かしいですね.....」



「綾瀬川さん!私が先に予約してたのに割り込むなんて狡いですよ!」
美容院で神埼芽射子が綾瀬川弓親に食ってかかった。
「煩いなあ。予約時間に来なかった君が悪いんだろ」
「5分過ぎただけじゃないですか」
「自業自得さ。それに明日は大切な任務だからね。更木隊唯一の華である僕は、身なりを美しく整える義務があるのさ。分かったら下がってくれないかい?」
そう言って野良チワワを追い払う様な仕草で手を振った弓親に尚も食い下がろうとした芽射子の肩を、居合わせた女性死神が抑えて首を振った。
ケープ姿の弓親は、笑顔で鼻歌を歌いながらシャンプーを施されている。


「よう、朝メシ頼む」
更木剣八は十一番隊隊舎の食堂の戸を開け、賄いの老婆に声をかけた。
「おはよう剣ちゃん。いつもの焼魚定食でいいかい?」
「ああ」
朝日の射し込む清潔な食堂に、包丁の軽やかな音が響く。
「はい、おまちどお様」
老婆は更木のテーブルに膳を置くと、自分も向かいの席に座った。
老婆は頬杖をつき、黙々と食事をする更木を目を細めて眺めている。
「何だよ」
「剣ちゃん、あんた時々今日みたいに朝髪下ろしてる時あるけど、益々男振りが上がって色っぽいねぇ」
「けっ」
更木はそっぽを向いて味噌汁を飲んだ。
「明日は十一番隊総出の出入りなんだってね。珍しいじゃないか」
「大虚の巣の大掃除なんざ俺一人でもいいんだがな。一角と龍紋寺のせいだ」
「あの子らが何か？」
「こないだ任務に龍紋寺を連れて行く筈だったんだが、一角がついて来てな。その数日後、また龍紋寺を連れて行く日に龍紋寺が席を立った隙に一角がついて来たんだ。俺ぁ正直邪魔になんなきゃ誰でも良かったんだが、任務から帰ったら龍紋寺が一角に襲いかかったんだ。それを止めようとした隊の奴らと面白がって煽った弓親も巻き込んでの大乱闘になっちまって、おかげで俺が山本のジジイに怒鳴られた」
「あらあら」
「で、連れてく奴を選ぶのも面倒なんで、もうお前ら全員来いっつったら、この騒ぎようだ。一角と龍紋寺の喧嘩は収まったが、逆に煩くて敵わねぇ」
そう言って更木はため息をついた。
「隊総出の出入りなんて懐かしいねえ」
「婆さん、あんた

[145. ぽる乃]

「赤い枷」

人知れず逢瀬を重ねている、いつもの宿。
襖が開き、一角が姿を現した。
今夜の彼は、漆黒の死覇装ではなく、銀鼠の小紋を着ている。
裏地と同色の濃紫の帯が、鮮やかだ。今日は非番だったのだろうか。
「それ、着てくれてるんだ、嬉しい。すごく似合ってるよ。」
着物は私が彼の誕生日に送ったものだ。
「そうか、俺も気に入ってんだ。でもまあ、すぐ脱いじまうがな。」

座った一角の上に跨り、下から突き上げられる。
体を密着させて抱き合い、彼の厚い胸に口づけた。
「あっっ…ねえ…いっ…かく…」
「…なんだ」一角は腰を休めず動かしながら問う。
「私いつも…一角に抱かれると…女に生まれてよかったって…おもうの」
「………」

私を強く抱きしめ果てた一角は、暫くそのままの体勢で息を整えていたが、
体を離すと私を布団の上に乱暴に押し倒し、馬乗りになった。
無表情で、冷たく私を見下ろす。
「俺が好きで、俺に抱かれるのも好きで、それなのに何で、他の男と
一緒にいるんだ？何で一緒に暮らすのが、俺じゃねえんだよ。」
「一角といると、世界に女は私しかいないような気にさせられて、
幸せなの。 あの人は違う。
抱かれる度に寂しくて、一緒にいる程渇いてく。
でも、あの人から離れる事を考えると、私の心が涙を流すの。
許さなくて、いいよ。一角になら、私の体も命も、
どうされたって構わない。」
「…そうかよ。なら、好きにさせて貰うぜ。」
そう言って一角は、傍らにあった私の真紅の帯紐を掴むと、
私の手首を縛った。
頭上で縛められた手首に帯紐がくい込んで、痛い。
そして一角は私の体を貪り始めた。
体じゅうを強く吸われ、歯をたてられた。
ゴツゴツした無骨な指で、体の中をかき乱される。
私が十分に濡れるのを待たず、一角は自分のものをねじ込んだ。
壊れるくらい激しく、腰を打ちつけられる。
いつも私を荒々しく抱いていると思っていたが、あれでもすごく、
私を気遣ってくれていたのだと、今、わかった。
獰猛な獣に骨の髄まで食べられるように、抱かれた。
痛みと、それ以上の激し過ぎる快楽で、気が狂いそうだった。

私も一角も、もう何度かわからない程果てた後、
一角は手首の帯紐を解いた。
手首には真っ赤な紐跡が残っており、まだ縛められたままのように見える。
「どうされたって構わねえって言ったよな。じゃあもう俺は、お前に
遠慮するのはやめるぜ。お前がどう思おうとも、絶対離さねえから。」
そう言って一角は私を抱きしめた。
甘やかな歓びと、切なさ、物悲しさに同時に襲われる。
私はため息をつき、一角の胸元の、大きな傷跡を指でなぞった。

[146. ぽる乃]

「回想と執着」

宿の部屋に入るなり俺は○○を抱きすくめ、激しく口づけた。
猛りきった自身のものが、○○の腹に当たっている。
本当は、初めて会った時から惹かれていた。好きなのは俺の方だ。
だが、荒くれ男ばかりの11番隊で入隊早々席官になった○○が
上役の 俺と男女の仲になればどうなる。
中傷や侮蔑で傷を負うのは○○の方だ。
こいつが褌だ盗撮だと馬鹿な言動ばかりするから、
何とか我慢できてたんだ。
ずっと気持ちを抑えてきたが、もう限界だ。

○○を抱き上げ、布団の上に横たえる。ピタリと体に張り付いた、
扇情的な 服と小さな下着をもどかしい思いで脱がせる。
自分も服を慌ただしく脱ぐと、○○に覆い被さった。
しっとりとした吸い付くような白い肌を、指と舌でなぞる。
○○が俺の背中に手を回し、潤んだ目で「斑目さん、大好き。」と囁いた。
足の間に手を伸ばすと、十分すぎる程濡れている。
それがさらに情欲を煽る。
「もう、挿れるぞ。」そう言って中に入った。
俺の腰の動きに合わせて○○の腰が、淫らに動く。
○○の中は熱く、ぴったりと絡みつき、痛い程締めつけてくる。
「あっっ…斑目さん…だめ…そんなにしたら、もう…」
そう言うと○○は背を反らせ、体を震わせて果てた。
「何だ、もうイッちまったのか。いやらしい体だな。
俺はまだ全然足りねえぞ。」
体を繋げたままそう言うと、○○は耳まで真っ赤になり涙目で、
「斑目さんの、いじわる。」と呟いた。
その一言で完全に理性が飛んだ俺は、欲望のままに、何度も○○を貪った。
音のない部屋では肌のぶつかる音と、
○○のあられもない声だけが響いていた。

まどろむ○○を抱きしめ、一角は20年前の情交を思い出していた。
大切な仕事仲間として、恋人として長く共に過ごした○○は
死神を辞め、浦原喜助やかつての平子達のように現世の住人となった。
たった一人の男の為に。人間と死神では、命の長さが全然違うというのに。
目を覚ました○○が、「何考えてるの、一角。」
「お前を初めて抱いた夜を思い出してたんだよ。」
「いやらしい。私まで思い出して、ドキドキしちゃうじゃないの、
ま・だ・ら・め・さん」
そう言って無邪気に、残酷に微笑む○○を見ていると、
○○と男の別離まで待つ事くらい、何でもない気がしてきた。
俺たちと違って、人間の一生はとても短い。
朝までにあと一回抱こうと、俺は○○の体に手を伸ばした。