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345. 匿名 2016/09/21(水) 14:44:08
ひとみもまたそのようなモーテルベイビーの一人だった。
あるとき彼女が自嘲気味に教えてくれた。そして彼女は言った。
「あなたは気付いていないかもしれないけど」
その瞳は、かつて仄暗く恋人達を浮かび上がらせた水銀灯のように青白く光っていた。
「みんながあなたを特別だと思っているわ」
僕は心底びっくりした。
なぜなら僕は生まれてから一度も自分が特別だと思ったことはなかったから。
ひとみはにっこりしてーーその微笑みはにっこりとしか形容しようがなかったーー僕に告げた。
「あなたって本当にオシャンティね」
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