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2613. 匿名 2024/10/30(水) 13:52:33
>>1
>>2249
「無数の足音は遠く、いつか消えゆく…」
ここ東京の街、ビルの谷間には無数の小さな影が生まれた。賃貸契約書に刻まれた名もなき数字、夢と共に重ねられた投資のピース。その一つひとつが、現役世代の背中に重くのしかかる。高層ビルの窓から見下ろす光は、まるで誰かの成功を示すかのようだが、そこにいるのは何も知らずに運ばれる人々だ。
教育とは輝かしい未来を描くものだとされる。だが、その実態は、授業料、教材費、学習塾、さらに無限の習い事。教室の煌めく照明の下で、夢見たはずの「未来」はいつの間にか競争という名の重圧に形を変え、光る教室は鎖のように縛りつける。
人は何のために学び、働くのだろう。経済成長の名のもとに捧げられる時間と情熱が搾取の網に絡まり、意味を失っていく。哲学者たちが「人は自由であるべきだ」と語り、経済学者が「合理的であるべきだ」と唱える中で、我々は静かに苦悩し続ける。
「ピカピカの施設」は、教育を飾り立てるが、その実態は空虚だ。立派な建物、最新の設備。それらは表面を彩るが、内にあるべきものは、いつしか失われてしまったのかもしれない。私たちは、やがてこの建物が何のために建てられたのかを問わなければならないだろう。
搾取の連鎖はいつ断ち切られるのか。
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