放課後デイ利用者の顔をバランスボールで殴打か 運営会社代表ら3人を暴行容疑で逮捕 送迎中の13歳が近くの川で死亡する事案でも捜査 大阪・吹田市

[51. 匿名]

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【死亡した生徒の母親“驚き”】
放課後等デイサービスの施設を運営する法人の代表ら３人が逮捕されたことを受けて、この施設で送迎車から降りたあと行方が分からなくなり、その後、亡くなった中学１年の男子生徒の母親が取材に応じ、「逮捕されたと聞いて驚いた。息子が亡くなった事故についても広く知ってもらい、原因や改善すべき点はどこにあるのか、みんなで考えてほしい」と訴えました。
この施設では去年１２月、大阪・豊中市の中学１年、清水悠生さん（当時１３）が、施設の前で送迎車から降りたあとに突然走り出し、行方が分からなくなりました。
１週間後、悠生さんは近くの川で亡くなっているのが見つかり、吹田市はことし３月、安全確保を怠ったとして、施設に対して行政処分を行いました。
そして２１日、施設の代表ら３人が別の男の子に対する暴行の疑いで逮捕されたことを受けて、悠生さんの母親、亜佳里さん（４２）が取材に応じました。
この中で、亜佳里さんは「３人は息子が通っていた６年間、お世話になっていたので、逮捕されたことを知って驚きました。暴行を受けたお子さんはそのことを絶対に忘れないし、親などにもうまく伝えられなかったと思うので、本当にかわいそうだと感じました。施設を信じて大事な子どもを預けている親の気持ちを踏みにじる行為で、許せません」と話していました。
そのうえで「息子が亡くなった事故については、施設側に説明会を開くよう求めているものの、まだ実現していません。今回のことをきっかけに息子の事故についても広く知ってもらい、原因や改善すべき点はどこにあるのか、みんなで考えてほしい」と訴えました。