かわいい江戸絵画
783コメント2023/06/19(月) 08:25
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559. 匿名 2023/06/07(水) 04:10:59
>>447
そう言われてみると、音としては「きゃうん」なのか「きゃふん」なのかはたまた「ぎゃふん」、「ぎゃうん」なのか。判然としないですねー。
読み方は残らないので、同作者の他の作品からヒントを得たり同時代の文献や有名だった作品と照合したり当時の話題を重ねてみたりしてみるんですよね。研究者の人は答えがあるのかな。
こちらの作者の他の犬図では「きゃんきゃん」ともあるので、この作品ではあえて「きゃふんきゃふん」とした可能性も。禅僧だしなんらかの意図はあると思われます。
個人的には「キャウン」という鳴き声に「ギャフン」(驚きつつも納得してしまう、やり込められたことのオノマトペ)を掛けたと見たいです。
以下は根拠もない妄想ですが、大塩平八郎が捕らえられた際に言ったという「義や憤なり」も掛かってたらなお面白いなと思います。
義憤から乱を起こしたことと、社会通念や既成概念にとらわれている人間を仮託した子犬図(くくりつけられているのはごく浅い杭なので、繋がれていることにとらわれなければ簡単に引き抜いて自由になれるはずの子犬)とを重ねていたとしたら…。
大塩の乱は1837年3月、作者は同年11月に没しているため、製作年月日がある程度詳細に分かるなら簡単に否定されてしまう考えですが。+20
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630. 匿名 2023/06/07(水) 10:15:25
>>559
単純にいたずらされてる仔犬の鳴き声を思い浮かべれば、ギャではなくキャのほうがしっくり来ますよね。
それからこの情景にぎゃふんと言う感情はそぐわないと思いますよ。
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683. 匿名 2023/06/07(水) 12:49:45
>>559
447です
私は単純に旧仮名遣いだから「ふ」が「う」と読むのかなー、と思っただけだけど
あなたの考察よんでなるほどな―、と思いました
素朴な疑問に詳しくありがとうございました+8
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