-
34. 匿名 2023/03/30(木) 15:17:14
公休日の昼下がり、微睡から覚める。
眼と鼻の奥に刺すやうな刺激有り。
春と云ふにはまだ肌寒く、外套を羽織りソフト帽を被つて薬局へ出掛けた。
薬を受け取り、カフエーで飲む。
古びた窓から見えるのは、風に揺られる五分咲きの桜。
それは今にもその香りと生命の息吹を爆発させそうな、堂々たるものであつた。+10
-0
-
49. 匿名 2023/03/30(木) 18:05:16
>>34
桜はかほり無き花と思い込んでゐた・・・
かほりのする桜を観てみたいものである
+4
-0
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する