「三毛別羆事件」について語りましょうPart3

[1061. 匿名]

>>51
最近になって週刊誌に､北海学園大のパーティだった方が取材に答えてたよ。
ずっと沈黙を守り続け､インタビューを受けるのは初めてだと。

彼らもあの羆に追われたんだって。
予定の休憩ポイントに着いたら､そいつがいた。人間に驚くでも警戒するでもなく黙ってじっと見つめてる。若いし小柄なやつなので最初はそう怖くなかった。ただ「まるで自分たちを待っていたよう」な奇妙な雰囲気を感じたと。

後からわかったことだけど､羆は本当に人間を待っていたらしい。登山者たちが片付けなかった食べ残しを拾い食いするうち､すっかり美味しいものに味をしめ
それで襲いかかってきた。全員死に物狂いで逃げて(背中に羆の息がかかる距離)､２メートルくらいの大きな岩の上に必死でよじ登り

するとヨダレを垂らした羆がなんと下からジャンプ。とっさに皆が左右にかわすと､間をヒューッとすり抜けて反対側へ落下。その隙に岩を降りて下へ走るも､羆もめげずに執拗に追跡。
途中で誰かが偶然荷物を落とし､それで助かった。早速飛びついて荷物を漁る羆を尻目に走って走って…

福岡大に遭遇したのはその後。戻るというのを随分止めたけど､聞かなかったそう。「仲間が残ってる」って。
自分たちは運良く全員生還できた。でももし福岡大の立場だったら…あの時強制的にでも止めてたら…
恐怖と悔恨を抱えてきた半世紀だったんだろうな。

他のご意見にもあるけれど､自然界と相対する時は「相手(天候や地形や生息動物)を知ること」や「慎重(臆病)であること」が､生死を分ける境目になる。
三宅別も､軒先のトウモロコシを食われてた時点でヤバさに気づけていたら､あれほどの惨劇はなかったはず。

何をしたから死に､何をしたから生き残れたか､語り継ぐことはすごく大事だと思う。

[1065. 匿名]

>>1061
同意。

自然災害級だと覚えておくといいかもね。津波もだけど、地元民でここまで昔に津波が来たって指標とかがあったりしたのに判断を誤って被害に遭われてしまった方も多い…。とにかく事実を的確に捉えて学習して正しい判断が後世で出来るように努めるべき。

[1073. 匿名]

>>1061
今だって庭の柿食べられたりしてるよ……このトピにもコメントにそうあった、
ヤバさはいまだに根付いて無いのかもね。まさか自分の家族が～なんて思ってるよ。

[1127. 匿名]

>>1061
超怖がりの心配性だからグランピングとかしてみたかったけどもう一生山に行かないと誓った。

[1310. 匿名]

>>1061

マナーを守るってやっぱり大事な事なんだね。
本来山にない物持ち込んで置いて帰ってはそりゃダメだよね。