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827. 我輩達は猫である。 2014/12/22(月) 04:05:28
我輩達は、けつやんとネギやんである。
ビックジュニア先輩が独り言を呟いていたので、我ら猫達も思っていることを呟いてみる。
人間の世界では、これを「パクり」と言うらしいが、よくわからない。
そして、我輩達がマナカナ並みにシンクロして喋れることを、住民達はまだ誰も知らない。
今日、シミーという女は、朝からアパートにいなかった。
そして、住民達が床に就いたのを見計らったかのようなタイミングで帰ってきて、突然、我輩達を拉致していった。
そしてあろうことかその女は、我輩達に年賀状書きを手伝えというのだ!
猫よりも自堕落な生活をしているのに、何故年賀状を書く余裕がないと平気で言えるのか。
どうやら体調が関係しているようだが、最近、夜更かししている様子もあり、少し怪しい。
女の旦那は、ひたすら段ボールに本を詰め、何個もガムテープで蓋をしていたが、部屋の見た目は我輩達が拉致られた時と全く変わっていない。
あの女に捕まった男は、本当に哀れだ。
猫の世界だけでなく、人間の世界でも、男は女に使われる運命なのか。
まさに、弱肉強食の世界だ。
可愛がりもせず、餌もくれない女のために、我輩達が何故こんな目にあわなければいけないのかと何度も憤ったが、
「猫の手も借りたいの!」と真顔で言ったあの女のテンションと、あの女の多過ぎる本を、真面目に詰める、旦那の疲れ果てた後ろ姿に免じて。
あと数時間で夜があける。
住民達が起きる、日が上る時間までに我輩達はアパートに戻るので心配かけることもないだろう。
あの女が次帰ってきた時に、大好物の餌をくれないつもりであるなら、我輩達は全ての事情を住民達にバラすつもりである。![]()
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