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302. 匿名 2019/11/25(月) 16:24:59
ある寒い時期にニューヨークで泊まった4つ星ホテル。入り口のドアからまっすぐ廊下、左に荷物置きの台とコートなどを掛けられる壁掛けフック、右にバスルームへの扉、廊下を抜けたら向かって正面に窓が広がってるベッドルームというよくある間取り。
その廊下の荷物置きとベッドルームの入り口の間のちょうど何もない場所に、
細身で黒い上下、黒いロングダウンに茶系のファー付きフード、肩までのくしゃくしゃブロンドの女の人がうつむきがちに壁により掛かって立ってた。顔は髪で顎の辺り以外見えない。
はっとして直視するといないけど、部屋にいてその辺が視野に入るといる。ベッドに入っててもいる。
バスルームのシャワーブースは三方ガラス張りなのになんだか薄暗くて、黒い人を最初に見る前からなぜか怖くて入っていられなかった。
滞在中ホテルをハシゴしてそこが最後のホテルだった。前のホテルに戻りたかったけど、泊まりたいようなホテルは時期的に満員。部屋代も入金済みだったし。部屋にいる間中、テレビと電気付けっぱなし。塩まくとか柏手打つとか般若心経唱えるとか聖書の一節をタブレットで流すとか、ありがちな魔除け厄除けいろいろやったw 結局3泊した。+56
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